子育て情報『ママ友が欲しい!本音で話せない、アドバイスは余計なお世話?発達障害育児、悩みも成長もぞれぞれで…ーー児童精神科医 三木先生に聞いてみた!』

2023年2月8日 14:15

ママ友が欲しい!本音で話せない、アドバイスは余計なお世話?発達障害育児、悩みも成長もぞれぞれで…ーー児童精神科医 三木先生に聞いてみた!


ママ友がほしいけれど、同じ境遇の人を探すのが難しくて…

SAKURA(以下、――)娘の通う小学校には、娘と同じ学年で、特別支援学級在籍の子がほかにいなくて、6年生の中で、特別支援学級に在籍しているのは娘一人なんです。

1年生から今まで、娘の同級生の保護者の方の中で、他愛のない話ができる人はいたんですが…特別仲のいい関係になることはありませんでした。娘と同級生の子だと、年齢ならではの悩みごとの内容が全く違うので、聞いても共有できないし、自分の本音で話をすることはないし…。

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正直、一人に慣れてしまった感もあるので、悩む・・・というほどでもないのですが、たまに、本音で、聞いてほしい話ができる相手が欲しいなーと思うことはあります。
こういうママさん、もしかしたら結構いるのかな?

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三木先生:発達の度合いの違う人と話すのは難しいですよね。人間は同じ属性の人と集まるのがラクですし共感もできますから。

――発達障害のある子どもがいる保護者の方となら・・・とは思うのですが、やはり困りごとが異なることもありますし、自分の子どもの状況より、大変な思いをされている方だったとしたら、私が「大変でさ~」なんて愚痴をいうのは駄目なのかなーと、ごちゃごちゃ考えてしまいますし、逆に相手の子どもが娘よりできることが多いと、勝手に凹んで焦ってしまいます。

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三木先生:会話をするときは、ある程度の覚悟と理解が必要ですね。
障害の度合いや困りごとがぴったり一致することはないですから、かみ合わないのは仕方がないと思います。

――そうですよね~…
実は…娘の困りごとを、定型発達の子どもの保護者の方に話してみたことはあるんですが、やはり娘のような発達障害がある子どもを知らない方だと、してくれるアドバイス的なものが、娘が参考にするにはちょっと難しい~ってなってしまい…。

でも、せっかく話を聞いてくれたので、そんなことも言えませんし…。うーん…ってなって終わっちゃうんですよね。
だから私も、発達障害のある子どもがいるママさんとお話や話の流れでアドバイスなどをしても、「うちの困りとは少し違うんだよなー」って思われるかもしれないと思うと、「うちの場合はこうだった…」っていう経験談しかできないし。

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三木先生:それでも良いと思います。

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