2023年4月15日 14:15
就学先間違えた!? 入学式で逃亡、迷子、大号泣で早くも後悔。特別支援学級を選んだ障害のあるわが子、1年後の今は
このとき、本当に特別支援学級に入れてよかったのかと早くも不安になりました…。
こんな感じで目立ちまくるわが子に、これまた目立つ着物姿の私。(ちなみにうれしげに着物を着てきたのは私一人だったことをここに報告いたします)心の底からなんで着物で来てしまったんだと後悔しまくる私に、追い打ちがかけられます。
「クラスで記念撮影があるので前に集まってくださーい」と号令が。きいちゃんをひきずって集合場所に行きましたが、さらに号泣するきいちゃん。そうしたら、隣の男の子が、ひとこと。
「うるせーんだよ…!」…と…。
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はい、グサッと私の胸に矢が刺さりました。容赦ない!さすが定型発達の小学1年生、容赦ない!!思ったこと素直に口にするぅ~~~~!!!!
入学式参加者全員の視線を一身に集めるきいちゃんと私。きいちゃんよ…泣きたいのは母ちゃんだ…。
「ああ、失敗した…やっぱり特別支援学校にしとけばよかったんだ…地域の小学校に行ってしまったからこんなことに…そしてなんで着物にしてしまったんだ…」と、心から後悔と自己嫌悪に陥りました。
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きいちゃんのこれからの小学校生活におおいなる不安を持った私ですが、その不安はありがたいことに杞憂で、この1年とっても楽しく小学校生活を過ごし、大きく成長してこの春、2年生になることができます。
全て受け入れて下さった小学校と担任の先生方のお陰です。そしてこの1年があっという間だったように、あっという間に卒業式がきちゃうんだろうな。
そのときは着物は絶対にやめようと思った私なのであった…。
執筆/星きのこ
(監修:鈴木先生より)
学校側がリハーサルをしてくれたことは予習になるので良かったのですが、以前の入学式の様子をビデオなどであらかじめ見せておけばさらに良かったのかもしれません。ほかのお子さんよりどうしても先行きの不安が強いので、耐え切れずに泣いてしまったのでしょう。周りの子どもたちがみんなダウン症に理解があるわけではないので、時には冷たい言葉が聞かれることもあります。特別支援学校でない限りこれからもそういった問題が起こりえるので、できれば担任の先生からみんなに分かりやすく説明してもらうことで理解が得られるのではないでしょうか。たとえ理解が乏しくても毎年同じ説明を繰り返していくことが重要なのです。