子育て情報『「友達と話せない」のは、一人が好きだからじゃないのに。場面緘黙について正しく知られていない現実【小児科医アドバイスも】』

2023年5月29日 06:15

「友達と話せない」のは、一人が好きだからじゃないのに。場面緘黙について正しく知られていない現実【小児科医アドバイスも】


場面緘黙疑い「支援センターに行くほどじゃない」と言われていた

次女が「場面緘黙かも?」となったのは小学1年生のとき。
担任の先生から
・担任とはとても小さい声でしか話せない
・お友達と話せない、コミュニケーションが無い
・注目される場面で固まって動けないことがある
というお話があり、スクールカウンセラーと面談することに。
そこで「場面緘黙かもしれません」というお話がありました。

その後、小学2年生のときに新しい学校に転校しましたが、場面緘黙の症状は変わらずあったので、新しい学校のスクールカウンセラーに相談しました。

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そこでは、「学校に行けていて、勉強もできているから問題ない」とのことで、支援センターなどに相談したほうがいいか聞いたところ、「支援センターなどに行くほどではない」との判断でした。


次女の状況は変わらず、ついに支援センターに行くことに

ただ、次女の症状は変わらず、進級のたびに担任の先生への引継ぎもなく、継続した支援を受けにくいという状況。
小学2年生から通っていた児童精神科のカウンセリング担当の臨床心理士さんに相談したところ、「一度、発達支援センターに行ってみては」と勧められて、次女が小学4年生のときに、ついに支援センターに相談してみることにしたのでした。


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支援センターに行って言われたこと

さっそく!と思って支援センターに電話したところ、面談の予約が取れたのは1ヶ月先。
待ちに待った面談でした。
担当の公認心理師さんに、場面緘黙の診断が出ていることと、今までの経過を話して、困っていることを相談しました。しかし…

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「次女さん本当はお友達が欲しいと思ってないんじゃないですか?」
「一人が好きなら一人で過ごしたほうが良いと思いますよ」
「もう見守っていくしかないですよね」と言われてしまったのでした。


場面緘黙についてはまだまだ正しく知られていない…?

これまで、学校の先生やスクールカウンセラーにも同様のことを言われたことがあったので、「また同じようなことを言われてしまった…」という感じでした。
場面緘黙について、ネットで調べたり、本を読んだりすると、決して一人が好きなわけではないことや、二次障害に苦しむこともあるので、早めの支援が必要なことが書いてあります。

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