子育て情報『「ぼくには障害があるの?」特別支援学級に通う小5息子突然の問い。悩み続けた障害告知、息子の反応は?』

2023年7月12日 06:15

「ぼくには障害があるの?」特別支援学級に通う小5息子突然の問い。悩み続けた障害告知、息子の反応は?


「うちの子にはまだ分からないかも」と先延ばし

療育センターでの発達検査により、「発達障害の傾向がある」と医師から診断されたのは長男が3歳のとき。
このころはまず自分が受け止めきれていなくて、毎日泣いてばかりでした。

長男が5歳後半になってようやく私の気持ちに一区切りつき、「本人にも伝えた方がいいよね」と思うようになりました。
理由は、あとになって言うより早いうちに言った方がショックが少なくてすむかもと思ったから。

もっと言うと、成長してから伝えたときに「なぜもっと早く言ってくれなかったの」と責められるかもしれないと思ったからです(私ならきっと親を責めてしまう)。

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「よし、長男が年長さんになるまでに言うぞ!」

ところがいざ伝えようとすると、発達障害について5歳の長男が理解できるように伝えるには、どんな言葉で説明すればいいのか分からず、口がモゴモゴしてしまいました。

「よし、小学生になるまでに言うぞ!」

小学生になったらなったで、
「まだ長男には理解できないかもしれないなぁ…」
などと、どんどん先延ばしにして、気づけば長男は5年生になっていました。


私はもともと先延ばし癖があるのですが、本当にわれながら何をやっているんだろうと思いました。

ところがあきらめかけたそのころ、”そのとき”が訪れたのです。

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ぼく、障害があるの?

長男は3年生ごろから登校渋りを始め、学年が上がるごとに徐々に欠席する日も増えていきました。多いときは毎週のように休んでいた月も。

長男が5年生になった7月のある日、学校を休んだ長男を誘って、気晴らしに2人でドライブに出かけました。
「どこ行くの?ママー♪」すっかりご機嫌な長男を乗せ、車を走らせました(長男は登校前はショボンとして元気がないが、欠席することが確定したとたんご機嫌になる)。
「ところで最近学校を休みがちだけど、何か心配事でもあるの?」と私が尋ねると、長男はスンと押し黙ってしまいました。


「人間関係…お友達関係のことで悩んでたりする?」学校に行きたがらないのは人間関係のせいでは?とすぐに思ってしまう私です。と言うか自分がそうです(以前、人間関係が理由でパート先を変えました)。

私はもう一歩踏み込んで聞いてみました。「前から気になっていたんだけど、特別支援学級と通常学級の行き来について、クラスのお友達から何か言われたりする?」

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