子育て情報『サヴァン症候群とは?ギフテッドとの違いも解説』

2023年8月6日 19:15

サヴァン症候群とは?ギフテッドとの違いも解説

健康診断や保健指導などを行っている施設ですので「サヴァン症候群かもしれない」と感じたときには相談に行くといいでしょう。

児童相談所
主に18歳未満の児童についての相談をすることができる、児童福祉法に基づき設置されている機関です。子どもが18歳未満の場合には、児童相談所に相談してみるのもいいかもしれません。

子育て支援センター
主に市区町村ごとの公共施設や児童館といった場所に設置され、乳幼児の子どもとその親を対象に情報提供を行っています。

また、保護者同士の交流の場でもあるため、ほかの保護者とも情報交換がしたいと感じた時には利用してみるのも選択肢の一つです。


サヴァン症候群についてのまとめ

サヴァン症候群のある方の中には、特定の分野において驚異的な能力を発揮する人もいます。しかし、それらのイメージはあくまでもサヴァン症候群とされている方の中でも一部の人たちです。

サヴァン症候群の傾向があるからといって、過度な期待を押し付けることはサヴァン症候群の人を追い込んでしまうことにもなりかねません。
「子どもがサヴァン症候群かもしれない」と思った場合にも、多様な一人の個人であることを前提に、得意や不得意を正しく理解して得意な分野について認め、伸ばしていく関わりが大切です。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-072.html
参考:e-ヘルスネット「サヴァン症候群」

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/169/index.html
参考:文部科学省「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議 議事要旨・議事録・配付資料」

https://cir.nii.ac.jp/crid/1050564288880494976
参考:有路憲一ら「サヴァン症候群の実態調査とその実践的価値」
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050288448307393152
参考:本多栞ら「精神疾患と音楽機能の関連性 : 精神医学分野における音楽神経科学の発展可能性」

(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」

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