子育て情報『ADHD息子がいじめ加害者に!?先生と保護者の言動に追い詰められたわが子は…【読者体験談】』

2023年7月7日 06:15

ADHD息子がいじめ加害者に!?先生と保護者の言動に追い詰められたわが子は…【読者体験談】

「加害者(息子のこと)の意見は聞き入れられません。そう法律で決まっています」
とも言われ、私はAくんとAくんのお母さま、そして担任の先生にも不信感を募らせていきました。


「なぜ僕は学校に行かなきゃいけないの?」登校渋りが始まり、私は教育委員会へ

2学期になると、周りがAくんに対して距離を取るようになりました。呼び出される子は限られ、あいかわらず息子が一番多く呼び出されるようになったそうです。そしてついに息子は「学校に行きたくない」と言うようになりました。

「学校へ行っても、授業中に先生に呼び出されて授業も受けられない。やってもいないことで怒られるし、こっちの言い分は無視される…。何故僕はこんなつらい思いをしてまで学校に行かなきゃいけないの?」

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息子のつらい気持ちもわかるので、一日だけという約束で学校を休ませました。
別のクラスの娘もAくんのトラブルは知っていたので「休みたくなるのも仕方ないよね」と同情してくれました。

しかし、いざ休んだ息子は、一日中動画やゲーム三昧。私としては、勉強さえすれば学校に行かなくても…と考えていたのですが、自宅学習を全くやらないという状況にも困ります。でも明るい息子が「学校へ行きたくない」とまで追い詰められているのですから、休ませたほうがいいのかもしれないと迷いました。
ただ私は連日休むことは許可しなかったので、翌日息子はなんとか登校してくれました。

私は担任の先生に、AくんやAくんのお母さまだけでなく、息子や子どもたち当事者にも話を聞いてほしいとお願いしていました。しかし状況は改善どころか悪化する一方だったので、ついに教育委員会へ相談、そこから副校長先生へと話がつながりました。

驚くことに副校長先生はこの件を知らず、担任の先生から、クラスがこのような状況にあることを報告していなかったことが明らかになりました。
秋、副校長から謝罪があり、その後はAくんの件でなにかあれば、副校長が同席してくれるようになりました。お母さまから週3~5日くる電話も副校長が対応し、そのときAくんの言い分だけではなく客観的に見た状況についても伝えたそうですが、受け入れてはもらえなかったという報告を受けました。一方、別のクラスの娘は、校内や校外でAくんのお母さまから「Aを守ってね、味方になってね」、「あなたのお兄さんから無視されたのよ」

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