子育て情報『わが子二人は発達障害、横断歩道で固まりあわや事故⁉「悪い人!」と電車内でいきなり他人を注意…。外出はいつも疲労困憊【読者体験談】』

2023年7月28日 14:15

わが子二人は発達障害、横断歩道で固まりあわや事故⁉「悪い人!」と電車内でいきなり他人を注意…。外出はいつも疲労困憊【読者体験談】


発達障害兄妹の外出トラブルにはそれぞれの性格が出ていて…。息子は「動かなくなる」タイプ

子どもが二人(兄と妹)いるわが家。現在大学生の兄は自閉スペクトラム症とADHD、高校生の妹は自閉スペクトラム症と場ADHD、場面緘黙があります。

発達凸凹のふたりは困りごともまたそれぞれ。特に外出トラブルには特徴が出ていました。

まず息子。2歳過ぎから始まったイヤイヤ期は大変でした。
息子の靴の裏には吸盤がついているの?と思うくらい、あるときいきなりその場に張りついて全く動かなくなってしまうのです。

その理由はというと、そのときの本人の気分次第!最後まで原因が分からないことも多々ありました。

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ショッピングモールでこれが起こると、予定していた買い物ができないのはもちろんのこと、周りの目も気になります。
ほかの買い物客の邪魔になってはいけないと移動させようとするのですが、脱力してクネクネした息子は移動不可能。抱っこしようにも、小柄な私には体重14キロほどの息子を運ぶのは難しく、無理に持ち上げたら転びかねません。

息子の頭をなでなでし、いつ終わるかなぁと溜息をつき、通る人に頭を下げて、息子をなだめたり気分が変わるように息子の気をひきそうな話をしてみたり…これを延々と続けることになります。うまくいけば15分、失敗すれば2~3時間コースです。

そして一番危険なのが横断歩道!横断歩道の真ん中でこれが発動してしまうと、命にかかわります。

そういうときは急いで歩道まで引きずっていくのですが、それはイヤだと全力で戻ろうとする息子。私はともかく必死で歩道に連れ戻して息子の安全確保していました。

わめき叫ぶ息子の横でなんとか冷静を保ち、「お家に帰ろう?」「公園いく?」「抱っこしてあげるから泣き止もうね」と必死でなだめますが、周りからは、虐待では?という視線が容赦なく注がれます。
「うるさい!」「連れて歩くな!」「しつけがなってない!」
なんて言葉をかけられたことも多々あります。
そして
「気にしなくて大丈夫よ」
と慰められたことももちろんありました。

私は「騒がしくてすみません」とひたすら頭を下げ、息子が気を持ち直して歩いてくれるか、ひたすら寝落ちしてくれるのを待ちました(寝てくれないとベビーカーやカートに乗ってくれなかったので)。命に別状がなければ溜息ついて待つ、それしか手がありませんでした。

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