子育て情報『「多動」すぎて制御不能!迷子、飛び出し、あわや交通事故!?発達グレー息子の2歳、3歳の頃を振り返って。5歳になった今は…』

2023年8月16日 06:15

「多動」すぎて制御不能!迷子、飛び出し、あわや交通事故!?発達グレー息子の2歳、3歳の頃を振り返って。5歳になった今は…

先が見えないので、親御さんは、この状態がいつまで続くのかとご不安になられることが多いかと思うのですが、注意欠陥多動症のお子さんも、多動の症状は幼児期が一番強く、落ち着いてくることが多いように思います。しかし、お子さんによっては衝動性や不注意などが目立ってくることがあります。成長段階によって困りごとも変化していくので、都度対応をしながら見守ってあげることが大切です。

(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。


ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。

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