子育て情報『「お母さんが僕をこんな風にした!」壁を殴る蹴る…荒れる発達障害息子、完全不登校で中学進学は?【読者体験談/専門家アドバイスも】』

2023年10月20日 14:15

「お母さんが僕をこんな風にした!」壁を殴る蹴る…荒れる発達障害息子、完全不登校で中学進学は?【読者体験談/専門家アドバイスも】


小2まで何も指摘されなかったけれど、9歳で分かった発達障害

現在12歳の息子は9歳で自閉スペクトラム症(ASD)、反抗挑戦性障害(反抗挑発症)、LDの診断を受けました。

息子は、イヤイヤ期の時はそれなりに大変ではありましたが、産まれてから小2の秋頃までは発達に遅れや気になる部分はありませんでした。定期健診でも何も指摘されず、園や学校の担任からも問題なしと言われ続けてきました。

そんな息子に変化があったのは、小学校2年生の2学期頃でした。


登校渋りが始まり、家で癇癪·暴言が……

この頃から息子は宿題を極度に嫌がるようになりました。
それまでは、学校のテストではそれなりの点数がとれていたのですが、かけ算につまづいた頃から、10点や20点といったテストを持ち帰るようになったのです。当然宿題も難しかったのでしょう。泣きながら夜遅くまでかかることもありました……。


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自力では授業に追いつけなくなったことで、周りのみんなから取り残される不安、劣等感から、ちょっとしたことで癇癪や暴言がでるようになりました。これはのちに、反抗挑戦性障害と診断されることになります。

そして登校渋りも始まりました。完璧主義の息子は「学校へ行くのはつらい」けれど「休んでしまう自分を許せない」という気持ちの間で毎日激しく揺れていました。どっちにも進めず、登校前には玄関で泣きわめく日々……。私もどうしたらいいか迷う毎日でしたが、担任の先生には登校を促してほしいと言われたため、ただただ息子に登校するよう促す毎日でした。

そんな中、学年の年度末からコロナ禍による休校に突入。
ここから息子はもっと荒れていきました。


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「お母さんが僕をこんな風にしたんだ!」暴言・暴力がエスカレートし、児童精神科を受診

3年生に進級後も休校は続いたため、学校からはたくさんの自宅学習用の課題(宿題)が出されました。息子はこれをこなすことができず、癇癪を起こしました。
結局休校明けは初めて課題を終えることなく登校していきました。完璧主義の息子にとって、とてもつらいことだったと思います。

そして現実逃避からか、ゲームにのめりこむようになりました。上手くいかないと暴言・暴力です。

「なんでこんなゲーム作りやがったんだ!」
「お母さん!ゲーム会社に文句言ってよ!」(コントローラーを投げつける)

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