子育て情報『発達障害息子、運転免許取得は可能?教習所の申込みで予想外の困難が…!』

2023年10月25日 06:15

発達障害息子、運転免許取得は可能?教習所の申込みで予想外の困難が…!


田舎では車は生活に必要!研究のためにも免許は取りたい...!

わが家の凸凹きょうだいは、音やにおいに敏感で、人が多い場所で大きなストレスを感じてしまいます。そのためわが家では、もともと車がないとどこにも行けないような地域で暮らしていたこともあり、子どもたちが幼かった頃から移動には自動車を使うことが多かったです。

そのせいか、息子のタケル(自閉スペクトラム症・現在22歳)も、大学生になったら普通自動車運転免許(いわゆる自動車免許)を取得したいと言っていました。将来は自然の中でのフィールドワークに出たいという希望もあり、取っておいたほうがいいだろうと考えたようです。

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Upload By 寺島ヒロ


運転免許取得に向けて自動車教習所へ!

息子が運転免許を取るとなった時、やはりプロに指導してもらったほうがいいだろうということで、自動車教習所に通うことにしました。

インターネットで検索して近くの自動車教習所を見つけ、必要な書類を揃えます。申し込みは実際に教習所に行かなければいけないようです。送迎してくれるスクールバスもありますが、初日はまだ教習生ではないので、私の運転で自動車教習所に連れて行きました。


実際に行ってみると、自動車で行っても自宅から15分ぐらいと、いざとなれば駆けつけられる近さ。建物も広く、スタッフさんの雰囲気も良い教習所でした。


教習所で申し込み、その時に見慣れない文字が……

受付を済ませると、申し込み用紙を渡されたその場で書くように言われました。見ると受け取ったプリントの中に見慣れない一文がありました。
『一定の症状を呈する病気などのある方はチェックしてください』

一定の症状? って、何だろう?
もしかしたら発達障害に関係する症状に該当する部分があるかも……!?


「運転免許を拒否、又は保留される場合」とは?

息子が受付で聞いてみたところ、「一定の症状を呈する病気など」があると免許の交付を受けられない場合があるとのこと。そして、この「一定の症状を呈する病気など」の内容は警察庁のサイトに載っているとのことでした。

https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/list2.html
運転免許を拒否又は保留される場合(警視庁のサイトより)

発達障害があるないに関わらず、ここに掲載された症状のある人には交付を見合わせることがあるということらしいです。

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