子育て情報『発達障害のある子どもへの避難生活での配慮、車中泊、福祉避難所など知っておきたいポイント【専門家監修】』

2024年1月13日 06:15

発達障害のある子どもへの避難生活での配慮、車中泊、福祉避難所など知っておきたいポイント【専門家監修】

■症状
めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う。
(重度:返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い)

■水分補給
こまめな水分補給などの調節は通常でも忘れやすいことなので、のどが渇いていなくても意識的にこまめに水分・塩分・経口補水液の補給を促してください。

発達障害がある場合は、体温調節が苦手であったり、触覚などの過敏性などから防寒をしたがらないことがあります。また、感覚鈍磨がある子どもは体調不良や痛みに気づきにくいといわれています。お子さんによっては、体調不良をうまく伝えられないこともあります。健康状態をこまめに観察し、毛布の使用、衣類の重ね着、床に直接座るのではなくマットや畳を敷いた上に座るなど、寒さ対策をしましょう。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001enhj-att/2r9852000001enj7.pdf
避難所生活を過ごされる方々の 健康管理に関するガイドライン | 厚生労働省

感染症への注意も必要です。「手洗い」「マスクの着用を含む咳エチケット」で感染症対策をしましょう。

手洗いの際は、爪や指の間、手首もしっかり洗うことが大切です。流水で手を洗うことができない場合は、アルコールを含んだ手指消毒液を使用しましょう。
咳やくしゃみをする際にウィルスなどの飛沫を防ぐため、マスクは隙間がないように着用しましょう。マスクがない場合は、ティッシュや二の腕で口と鼻をおおいましょう。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00346.html
災害時における避難所での感染症対策|厚生労働省

避難中のがれきや木片などでけがや切り傷がある場合、小さな傷であってもそこから感染症が広がる可能性があります。土砂災害の場合、破傷風の感染に注意が必要です。以下のリンクでは症状や注意点、対処法などが記載されているのでぜひ、参考にしてください。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/hoken-sidou/dl/110411_hashouhuu.pdf
破傷風についてのお知らせ | 厚生労働省


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