子育て情報『「ほかの子と違う」「落ち着きがない」保育園からも指摘が。習い事に読み聞かせ…試行錯誤した結果』

「ほかの子と違う」「落ち着きがない」保育園からも指摘が。習い事に読み聞かせ…試行錯誤した結果

当時は、なんでこんなに泣くのかと呆れるほどでしたが……今思うと感受性が豊かというか、人目を気にするという感覚も少ない幼少期は、感情の昂りが制御されることなくしっかり出てしまったのかもしれません。

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高校生となった今でも、私のスマートフォンへセンチメンタルなメッセージを唐突に送ってくるコチ丸(←きっと自覚なし)。とはいえ、今は人並みに気持ちの制御ができ、冷静に自分と向き合えているのかなと思います。そう思うと、なんでも気づけばちょっとずつ、のんびりではあるけれど成長しているのかもしれません。

ちなみに、コチ丸のじっとしていない感じはいつまで続くのかと不安になった時期もありましたが、中学に入った頃にはすっかり落ち着き、今となっては悩まされていたのが嘘のように穏やかな性格をしています。なんなら私のほうが慌ただしいのをコチ丸からたしなめられるくらいです……(汗)。

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執筆/あき

(監修:室伏先生より)
あきさん、保育園の頃のコチ丸くんのご様子を共有くださり、ありがとうございました。フルタイム勤務をされながら、習い事を試してみたり、じっくりと読み聞かせをする時間をつくられたり、コチ丸くんと向き合ってこられたのですね。現在のご様子も共有いただいたことで、発達障害のあるお子さんを育てられている親御さんにとって、この記事がとても心強く感じられたのではないかと思います。ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動症)のお子さんに、いつまでこんな状態が続くのだろうか、と将来への強い不安を感じられる親御さんも少なくないと思います。しかし、子どもは大きく成長します。ASD(自閉スペクトラム症)のお子さんで幼児期に周りの人への興味が広がらなくても、年中、年長、学童期と年を経るごとにお友達が大好きになったり、ADHD(注意欠如多動症)のお子さんで、幼児期には落ち着きがなくて親御さんがいつも走って追いかけているような状況でも、学童期になると学校で座って授業を受けていらっしゃったり、と状況は変わっていきます。一方、以前困っていたことは成長とともに困らなくなったけれど、年齢が上がるにつれて課題が変わってくることもあります。とはいえ、同じ診断を受けていても、知的能力や性格、得意なこと、苦手なことはその子によって異なります。
経過もそれぞれで予想が難しいことも多いので、見通しが立たないことで不安が募ってしまいますよね。

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