子育て情報『「人との距離が近すぎる」発達障害息子、トラブル勃発!?友達付き合いも難しく…』

「人との距離が近すぎる」発達障害息子、トラブル勃発!?友達付き合いも難しく…

2、3歳ごろの子育ては大変だと言いますが、一切気を抜く隙がなくて私はどんどん疲弊していきました。


成長と共に、パーソナルスペースの近さに違和感……

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人との適切な距離感が分からないというのは、発達障害の特性の一つにも挙げられます。甘えん坊なタクはまさに当てはまっていて、パーソナルスペースが近すぎることが成長と共に目立ってきました。

幼稚園では先生に対してもお友達に対しても、特に母親の私に対しては頬がつくような距離で接していることがありました。その都度「近すぎるよ」「大好きは、ギュ〜以外で伝えようね」と教えてもなかなか行動は変わりませんでした。

それと共に、気持ちが昂った時には体が先に動き出してしまっていました。例えば絵本の読み聞かせをしている時には、読んでいる途中で先のページが見たくて勝手にめくろうとする。教室で配布物がある時は、離席して取りに行こうとしてしまう。
注意しても何度も繰り返すので、徒労を感じてうんざりしてしまう日々でした。


近すぎる距離をその都度注意するものの

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お友達との距離を近くしすぎて、嫌がられることも多々ありました。そこまで仲が良い訳ではないクラスメイトに急に抱きついて、びっくりさせてしまったり。私が気づいた時には注意して、一緒に謝ることを繰り返しました。

それでも、一方的に注意をしないように気を付けていました。「お友達がびっくりして嫌な気持ちになってしまうよ」と説明しつつ親子で適切な接し方を何度もシミュレーションしてみたり、「仲良くしたい時には抱きつくのではなくて、言葉で伝えたほうがかっこいいんだよ」と根気強く伝えたり……いろいろ試す中で、タクに伝わっていると感じることもあれば、あまり伝わっていないこともありました。周りの目が厳しいと感じるが故に真っ先に注意や駄目出しをしてしまいがちですが、注意されて嫌な気分になるとそこしか記憶に残らなくなってしまうように思います。パーソナルスペースを教え込むのはとても大変なことですが、間違った距離感ばかりに目を向けずに、正しい距離感を分かりやすく伝えることができたら、きっと良い方向に成長してくれると信じていました。



就学して落ち着く過ごし方を見つけたタク

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小学校に入学すると、男女別のグループができ始めたり同級生たちがよりパーソナルスペースを大切にするようになる中、空気感を読み取れないタクは苦労しているようでした。

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