子育て情報『「人との距離が近すぎる」発達障害息子、トラブル勃発!?友達付き合いも難しく…』

「人との距離が近すぎる」発達障害息子、トラブル勃発!?友達付き合いも難しく…

を根気強く伝えていけると良いのではないでしょうか。

また、「人以外のもの」への関心や愛着の度合いも人によって違います。本だったり、音楽だったり、景色だったり、自分の好きなものに囲まれて過ごす時間は、友達と過ごす時間と同じく大切なのです。タクくんの場合は、「くうき君」や「石」「昆虫」などなど、大切なものがたくさんあったということですね。実際、大人だって毎日毎日誰かと会う予定が入っていたら疲れてしまいますよね。たまには一人で趣味の時間を楽しむ日もないと安まらないのではないでしょうか。

お友達と遊びたい時間と自分の好きな世界にひたりたい時間のバランスは、人によって違います。親としてはついつい自分の考える幸せの型を求めてしまいがちですが、もっつんさんのように、お子さん自身の求める幸せを考えてあげられると良いですね。
これからも、タクくんももっつんさん自身も、「こうあるべき」という型にこだわらず、のびのびと生活できるよう、応援しております。

https://h-navi.jp/column/article/35030135
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。


ADHD(注意欠如多動症)

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