自閉症長男と発達グレー次男の「放デイ」活用術。通う日数も目的も違うのは理由があって
相談したい時にすぐそばにある、心の安心に繋がる場所なのです。
けんとの通っている放課後等デイサービスでは、保護者向けの勉強会や、ペアレントトレーニング、視覚支援グッズづくりをする会などが開催されています。先輩ママ・パパの体験談が聞ける会などもあるので、本当に勉強になります。
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放課後等デイサービスに通っていると「今日、こういうことでお友だちとケンカしてしまいました」「この課題には参加できませんでしたが、次回はこうやってみようと思います」など、自分の子どもに関する「うちの子データ」が少しずつ蓄積されるので、子どもが抱えている目の前の課題も見えやすいです。これからも、きょうだいそれぞれのペースで、少しずつ人との関わり方や社会のルールを学んでいけたらと思っています。
執筆/ゆきみ
(監修:初川先生より)
長男けんとくん、次男ゆうきくん、それぞれの発達支援(児童発達支援・放課後等デイサービス)を利用する実際やゆきみさん一家にとってのその意義についてシェアありがとうございます。お子さんそれぞれの課題や利用する意味合いにあった内容が提供されていること、スタッフの方とのやりとりで親子共々支えていただいている感じがすること。
読んでいて、そのような事業者さんにお願いできているのがとてもよかったなぁと思います。地域によって事業所の数や、対象としているお子さんの層がさまざまである面もあるので、お住まいの自治体で情報収集をしていただければと思いますが、こちらのエピソードで紹介されたような利用の在り方はとても理想的だなと感じました。
お子さんが放課後等デイサービスや療育などで、「○○してしまいました」という話をスタッフの方から報告を受けると、保護者の方によっては、つらくなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。もちろんトラブルや未達成の課題がないことが望ましいですが、ただ、そうした“うまくできないこと”に取り組むこと、そもそもそうした苦手な状況をあぶり出すこと自体もそうした場ではとても大切な介入です。スタッフの方々は保護者と共に、お子さんの育ちを支えてくださる方々です。うまくできない報告も耳が痛い思いをするかもしれませんが、一緒にやっていくための報告です。それを聞きながら一緒にどうするか、どんな風に支援できそうか考えていただければと思います。
https://h-navi.jp/column/article/35030286
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(コラム内の障害名表記について)