中学でスマホデビューの自閉症娘、テストの点がガタ落ち!?注意しなかった父親の真意は…
と思い、夫に見せると……
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なんと娘はルールをやぶり、夜の9時以降も、スマートフォンを触っていました。
そして、それを見ていた夫。
なぜ注意をしなかったか聞いてみると……
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確かに今まで、私たちがいろんなことを注意しても、娘はすぐ言う通りにはしませんでした。
いつも、実際に痛い目をみたり、自分でなぜそうしなければならないか、分かっていないとこちら側の助言を受け入れませんでした。私たちは娘を呼んで話をすることにしました。
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最初は、スマートフォンを見ていたことを言わなかった娘でしたが、最終的には、ルールを破っていたことを認めました。
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夫は、今回の成績を責めず、次につなげるように話しました。
それから時間が経ち、やってきた次の試験。試験期間に入った時、私は娘に声をかけました。
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娘はそれから、夜9時になったらリビングにスマートフォンを持ってきて、自分で箱に入れるようになりました。
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スマートフォンが目に入らなくなってから、勉強がはかどるようになり、返ってきたテストの点数は前回より、上がっていました。
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試験が終わってからも、娘は9時になったらリビングの箱にスマートフォンを入れに来ています。私たちは強制していませんが、自分で判断しています。
スマートフォンを持ったことで、いろんなトラブルや心配も増えます。安全に使えるよう、ルールも必要ですが、そのルールを破ってしまうこともある。私が中学生の頃、スマートフォンはありませんでしたが、ルールをつい破ってしまうという経験はあるので、気持ちは分かります。
あまりルールで縛りすぎると、自分で考えなくなってしまい、それも考えもの……。ある程度自由を与えつつ、失敗もさせ学んでもらい、本当に危ない時や困った時にその都度、様子を見て話し合いながら、見守りたいと思います。
執筆/SAKURA
(監修:井上先生より)
スマートフォンを持たせたあとの使い方についての悩み相談は非常に多く、思春期の関わりにくさと合わさって時として深刻な問題になってしまうこともあります。
あーさんのように自分の失敗体験から親の意見を受け入れ、どうしたらよいか自身で考えてうまくいくこともあれば、最初に与えたことが子どもにとっては既得権になりルールを作ることに対して大きな感情的な反発を招いてしまうこともあります。