子育て情報『離乳食後期(生後9~10ヵ月) 量や食材の進め方は? 自分から食べたくなるカミカミレシピ3選』

2021年11月23日 10:00

離乳食後期(生後9~10ヵ月) 量や食材の進め方は? 自分から食べたくなるカミカミレシピ3選

ご飯は全がゆから歯ぐきでつぶせるくらいの「軟飯」へと進められますが、ご飯もおかずも硬いメニューになると食べるのが大変なので、前半は全がゆのままでOK。
「バナナ程度の硬さを歯ぐきでカミカミできるようになっていきますが、まだあごの力がしっかりとしていないので、口を動かさず丸飲みするような様子が見られたらペースダウンして、焦らずに進めましょう。この時期からは、赤ちゃんの体に蓄えられていた鉄分のストックが切れてしまいます。鉄分を補えるメニューを積極的に取り入れましょう。サンマやイワシ、アジなどの青魚は、鉄分やカルシウムが豊富で栄養価の高い食材なのでおすすめです。新鮮な素材を十分に加熱してあげましょう。食べ物をじっと見て、手を伸ばすようになってきたら、手づかみ食べにも挑戦を。この時期は食べムラが激しくなりますが、今まで食べていたものを食べなくなっても嫌いになったと決めずに、調理法や切り方を変えて様子をみましょう」

食材の目安と増やし方

赤ちゃんの消化吸収力が発達し、今まで控えていたほとんどの食材が食べられるようになります。

「鉄分を食事で補う必要が出てくるので、レバーやほうれん草、大豆類や魚、牛肉などを積極的に取り入れます。食材や鮮度のよいものを選んで十分に加熱し、初めて口にするものは一口から与えていきます。鉄分が多い食材でも、タンパク質は赤ちゃんの体には消化に負担がかかります。中期同様に摂取量を守りましょう。栄養の50〜70%は離乳食から取れるようになってくるので、離乳食後の授乳やミルクを欲しがらないときは、無理に飲ませなくても大丈夫です」

離乳食後期(生後9~10ヵ月) 量や食材の進め方は? 自分から食べたくなるカミカミレシピ3選


鉄分豊富な食材を積極的に取り入れよう!

<1回量の目安(1種類を選んだ場合)>

【エネルギー源】
・ご飯……後期前半「全がゆ」90g→後期後半「軟飯」90g
・茹でうどん……後期前半60g→後期後半105g
・ジャガイモやサツマイモ……後期前半85g→後期後半140g
・バナナ……後期前半75g→後期後半125g
・食パン……後期前半25g→後期後半40g
・コーンフレーク……後期前半17g→後期後半30g

【ビタミン・ミネラル】
・カボチャ、ニンジン、ホウレンソウ、ブロッコリー、ダイコン、トマト、
キャベツ、白菜など……後期前半20g→後期後半30g
・リンゴ、ミカン、イチゴ、ブドウ、キウイなど……10g

【タンパク質】
・豆腐……45g
・魚……15g
・卵……全卵(固茹で)

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