2022年12月19日 10:00
【お手伝いがテーマの絵本8選】冬休みに掃除や料理に挑戦してみよう!
読んだあとは勢いに乗って、一緒にオムライスづくりへGO! 楽しみですね!」
お手伝いがテーマの絵本 04お留守番中にゆかいな動物たちと……!?『ずんずんばたばたおるすばん』
『ずんずんばたばたおるすばん』 文:ねじめ正一絵:降矢なな(福音館書店)対象年齢:2歳くらいから
「家族の人が忙しいときにはひとりでお留守番も大助かりなお手伝いです。でもちょっと不安……。そんな子にはこの作品。お母さんが買い物に出かけました。ひとりになったかと思いきや、天井から小猿がおりてきて、靴磨き。ベランダではリスとモグラが洗濯物が飛ばないよう見張りを。ぼくはお部屋でカピバラとフラダンス。動物たちが次々と登場し、一緒に楽しくお母さんの帰りを待ちます。
その間にお風呂掃除までできていたりして? そんな話も子どもとしつつ、お手伝いのイメージを持たせてあげたいですね」
お手伝いがテーマの絵本 05大人も子どももみいちゃんの勇気に共感するはず!『はじめてのおつかい』
『はじめてのおつかい』 作:筒井頼子絵:林明子(福音館書店)対象年齢:3歳くらいから
「赤ちゃんのお世話にお料理にと忙しいお母さん。『ぎゅうにゅうがほしいんだけど』と小さなみいちゃんは頼まれます。100円を2枚握りしめ、いざ初めてのおつかいへ。ところが、道で転んでしまったり、お店には知らない大人の人がいたり……ドキドキが止まりません。ちゃんと買えるでしょうか。小さい子の不安な気持ちや小さな勇気を汲み取るように描いている本作品。何度読んでも心に沁みるベストセラーです。子どもの『できるかな』を応援してくれます」
お手伝いがテーマの絵本 06寒い日にぴったりなシチューづくりのお話『もっと もっと おおきな おなべ』
『もっと もっと おおきな おなべ』 作:寮美千子絵:どいかや(フレーベル館)対象年齢:3歳くらいから
「ほっかほかのシチューは子どもたちも大好き。寒い日には格別です。小さなねずみくんが、森でキノコをいっぱい摘んで、シチューをつくろうとします。でも塩や水を足していくうちに、溢れてきそうに。そこで大きなお鍋を借りにお友達に会いに行きます。するとクリやクルミを入れようということになり……。次々と食材が増え、さらに大きなお鍋をと巡ります。仲間もどんどん加わって賑やかに。
小さなねずみくんに習って、自分でもつくってみたくなりそうです」