2023年6月22日 10:00
【知っておきたいこどものこと vol.8】スマホ育児に罪悪感……。動画との上手な付き合い方 | HugMug - 親子で楽しむファッションやライフスタイル情報を届けるママメディア
動画は育児をスムーズにこなすうえで便利なツールですが、大人の見守りが必要なのです。
動画を見せるメリットは?
親は集中して家事などの作業ができ、子どもは楽しい時間を過ごすことができます。また、動画を通して知ることもたくさんあり、それが他者とのコミュニケーションにもつながったり、生活を豊かにもしてくれます。絵本や言葉で伝えるよりも、映像のほうがはるかに理解しやすいものもありますし、学習に使えるコンテンツもたくさんありますよね。このように動画を見せること自体にメリットはたくさんありますから、まったく見せないのではなく、上手く使いこなすことがおすすめです。
動画を見せるときに
親が注意すべきポイント
①見てもいい場面を決める
電車に乗っているとき、病院の待合室にいるときなど、大人が見せる場面を決めてあげると、子どもは見てもいいときとそうではないときの区別がつきやすくなります。「待っている間は見てもいいよ」「ご飯を食べる前までね」と制限することでダラダラ見の抑制にも。
②終了時間を見える化
利用時間を決めるという手もありますが、幼い子どもは時間の長さがわからないもの。「これ一本見たら終わりにしようね」と声をかけてあげたり、YouTubeのように次々と動画が流れてしまうものなら、針のあるタイマーで時間をセットして、「針がここまで来たら終わりだよ」と終了時間の見える化を。区切りが悪いときは「あと5分ね」「次の一本で終わりだよ」と伝えてあげましょう。
③接する時間は2時間以内
動画は育児をアシストする便利なツールですが、長時間接するとすべきことができなくなるので、時間の制限は必ず必要。スマホだけでなく、テレビ・タブレット・パソコンなど、すべてのデジタルデバイスをまとめて、一日に接するのは2時間以内に収めましょう。近い距離を長時間見ると目が疲れるため、途中で遠くを眺めたり、日光を浴びることも大切です。
④親が動画を選んだり、テレビで観せても
子どもが見ている動画にモヤモヤ……。気になる場合は、その子の興味と関心に合った優良なものを提案してあげると安心ですよね。スマホやタブレットではなく、テレビに接続すれば、料理や洗濯など、親が作業をしながらでも内容を把握することができます。「おもしろそうだね」「どういうお話?」など、声をかけてあげることもできますから、コミュニケーションをとることもできます。