子どもの気質をテストで診断。脳のタイプ別「“勉強好き” に育てる方法」
【A】
□ ヘアスタイルをよく変える
□ コンビニやドラッグストアの新製品は必ずチェックする
□ 急に新しいことをはじめたくなる
□ 進学するならやっぱり都会がいい
□ ルールを守るのが苦手
□ お金は使うためにある
【B】
□ 安心、安全が一番
□ 疲れやすい
□ 人見知りするほうだ
□ 友だちと直接話すよりメールのほうが気楽
□ 外出するより家にいるほうが好きだ
□ 目立つことはあまり好きじゃない
【C】
□ 「親友」と呼べる友だちが多い
□ ドラマや映画を見てつい涙が出る
□ 甘いものが大好き
□ 人にプレゼントをする、他人をよろこばせることが好き
□ 褒められ好きで、褒められるとやる気が出る
□ 友だちの誘いはなるべく断らない
【D】
□ 自分の部屋はいつも整理整頓されている
□ 朝ごはんは、毎日決まった時間に食べたい
□ バッグのなかには「いざ」というときのアイテムがけっこう入っている
□ DVDを借りたら必ず特典映像を見る
□ 空気が読めない人やノロノロしている人には我慢できない
□ 少しでも太ったら「ダイエット」の文字が頭に浮かぶ
子どもの脳の癖に合わせて言葉や環境を選ぶ
人の行動特性はこの【A】〜【D】のベクトルの組み合わせになります。チェックの多い上位ふたつぐらいの傾向に留意するといいでしょう。
【A】新しものの好きの「新奇探索傾向」
感性が豊かでチャレンジ精神旺盛ですが、飽きっぽい傾向もあります。ですから、この傾向を持つ子どもはスタートダッシュが重要。じっくりスケジュールを立てて勉強の準備に時間をかけるとその段階で飽きてしまうことも。宿題でもテスト勉強でも、一気にやらせてしまうのがいいですね。また、子どもが新しいことをはじめたら、なんらかの「ゴール」を設定してみてください。飽きさせないという意味もありますが、達成感は脳の活性化に重要なもので、次なるステップへのモチベーションとなるからです。
【B】リスクを嫌う「損害回避傾向」
安定を好む心配性で、日本人に多い傾向です。この傾向を持つ子どもは、基本的に習慣的な勉強を苦としません。反面、一度スケジュールが狂うと、「もういいや」と一気にやる気を失う可能性もある。急に割り込む用事にも対応できるよう、勉強のスケジュールには余裕を持たせておきましょう。また、習慣的なことを好むので、次々に新しい参考書や問題集に取り組むのではなく、1冊に決めてじっくり勉強するほうが向いています。