移動中に子どもが騒いだら!? 想像力や質問力、伝える力を鍛える知育遊び【幼稚園~小学生】
■限定しりとり
ただのしりとりよりも、テーマを決めることで難易度が増し、子どもの思考力が高まります。「動物」「食べもの」といったオーソドックスなテーマに限らず、たとえば「ポケモンのキャラクター」など、お子さんが得意なジャンルでもいいでしょう。
■最後から2文字目しりとり
「やかん」→「かんきり」→「キリギリス」……と、最後の2文字を使ったしりとりです。普通のしりとりよりも、語彙力の豊富さや頭の回転が試されます。
小学生からは想像力をフル回転させる
小学生になると、乗り物のマナーは身についていることがほとんどでしょう。自分で選んだ本をじっと読んで過ごしたり、時間を決めてゲームで暇つぶしをしたりと、子どもなりに移動時間の過ごし方を考えることができるようになります。この時期からは、子どもの自主性に任せるといいでしょう。
ただし、移動時間も家族の大切な思い出のひとつです。
楽しみながら一緒に過ごしたい方には、想像力を使う遊びがおすすめです。
■旅のわくわくクイズ
どんな所へ行き、どんな乗り物に乗り、どんなものを食べるのか、これから起きることをクイズにしてみましょう。このゲームは、国立青少年教育振興機構の理事長を務める鈴木みゆきさんも「先のことを見通せる年齢ならではの遊びです」と太鼓判を押しています。
「このあと飛行機を降りたら、次に乗るのはな〜んだ?地下鉄?バス?タクシー?」と、子どもが答えやすいように質問することがポイントです。子どものイマジネーションを刺激することで、この行動の先にある楽しみを想像させて、より充実した移動時間を過ごすことができるでしょう。
■連想ゲーム
あらかじめ答えを決めておいて、「それは動物ですか?」「それは大きいですか?」と、どんどん質問してもらいます。質問者と回答者を交互に演じることで、質問力や交渉力、伝える力を鍛えることができるでしょう。大人にとっても、いい「脳トレ」になりますよ。
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不安で憂鬱だった長距離移動も、見方を変えれば濃密な「親子時間」です。目的地に着くまでの時間も、楽しい思い出づくりができるといいですね。
(参考)
リサリサ|2018年お盆の帰省に関する調査
All About|帰省で長時間移動中の子どもの退屈にどう対処する?
Study Hacker こどもまなび☆ラボ|絵本のさんぽみち|“はじめてのひらがな”はこれで決まり!人気絵本作家いもとようこさんの「あいうえおシリーズ」