子育て情報『触って感じて想像する美術遊びをしよう! 家にある素材ですぐできる「コラージュ」』

2019年1月5日 07:45

触って感じて想像する美術遊びをしよう! 家にある素材ですぐできる「コラージュ」

もしくは手でちぎれる素材で、のりやテープで貼りやすい物であれば年少さんでも十分楽しめます。

触って感じて想像する美術遊びをしよう! 家にある素材ですぐできる「コラージュ」



<材料>
のり、水性カラーマーカーペンまたはクレパス、はさみ、セロテープ、ボンド
段ボール、紙袋、ビニール袋、新聞紙、雑誌、包装紙、和紙、毛糸、折り紙、アイスの棒、布の切れ端、など

<方法>
①コラージュに使えそうな素材を探す
今回はのり、セロテープ、必要であればボンドを使います。「のりやセロテープで付きそうな物を一緒に探そう」と言えば、子どもは何を探せばよいか何となくイメージできるはず。

②素材を触って楽しむ
見つけた素材を触って、親子で感触を楽しんでみましょう。大きい物や切りにくい物は大人がある程度の大きさに切っておいてあげてくださいね。

③素材で遊ぶ
お絵かきをする紙の上で色んな素材を並べて遊んでみましょう。この時、見立て遊びとして「これは何に使えそうかな」と一緒に考えてみることが大切です。ここで子どもは想像力を掻き立てていくのですから。


④切ったり貼ったり描いたりして制作を楽しむ
絵を描いてみたり、素材を切って貼ったりして制作を楽しみましょう。子どもによっては、描く行為よりも素材を貼る事に夢中になる時があります。その場合、無理に絵を描かせる必要はありません。素材をじっくり楽しみたい子は、素材を貼るだけでもOKです。

触って感じて想像する美術遊びをしよう! 家にある素材ですぐできる「コラージュ」


「体」という認識が生まれる作業

最後にひとつ、子どもが「体」というものを意識する時のお話しをしましょう。

とくに幼稚園年少さん、年中さんの子ども達の絵に見られる頭足人(とうそくじん)という表現があります。描いた人間に体がなくて、顔から手足が出ている表現です。一生の内でもほんの数か月しかない表現で、子どもらしい愛らしい表現と言えるでしょう。
そんな時期に洋服の切り抜きコラージュをした子どもは、意識が「体」へ向く場合があります。なぜかというと、「体」がある事で可愛い洋服が着せてあげられるからです。子どもは必要と思わない物は描きません。そこに洋服やスカートがあるから「体」を意識するのです。

ですから体の描き方を教えるよりも、子ども自身が「体があると面白い」と思えるきっかけをサポートすると良いでしょう。特に女の子の場合はピンクの洋服であったり、スカートであったり興味をひくアイテムが多いと思います。我が子が好きそうな服が載っている、雑誌やチラシを用意してくださいね。

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