子育て情報『知的好奇心を学びに! 小4理科「月と星」につながる5つの学習サポート』

2019年1月22日 10:18

知的好奇心を学びに! 小4理科「月と星」につながる5つの学習サポート

■科学館や博物館へ連れていく
常設のプラネタリウム施設がある科学館や博物館であれば、月の満ち欠けや自転公転、天体模型などでより詳しく学ぶこともできます。自治体が運営する施設は、在住もしくは通学している子どもの料金は無料または割引になるなど優遇されていることも多いので活用したいものです。

■家の庭やベランダから天体観測
図鑑やプラネタリウムなどで調べたら、実際に庭やベランダに出て親子で天体観測してみましょう。近年は、スーパームーンや流星群など天体に関する報道を詳しい解説とともにテレビや新聞で目にすることも多くなりました。このようなタイミングを上手に使うと、子どもは実際に見た月や星について園や学校でお友だちや先生へ話したくなり、これが自分の意見を自分の言葉で相手に伝えるトレーニングにもなります。

■大自然の中でキャンプ
周囲が真っ暗な大自然の中で、宇宙のスケールを感じて数えきれないほどの星が降り注いでくるような体験をするなら家族キャンプがおすすめです。都会では見られないわずかな輝きの星も見られ、これは星に限らず「普段は見えていなくても、そこにはちゃんと存在している」という感覚を養うこともできます。

知的好奇心を学びに! 小4理科「月と星」につながる5つの学習サポート


月や星への興味は小学校4年生の理科につながる

こうした経験は学校の授業を先取り学習することにもなります。
現在、月や星の特徴や動きについては、小学校4年生の理科で取り扱っています。


月や星を観察し,月の位置と星の明るさや色及び位置を調べ,月や星の特徴や動きについての考えをもつことができるようにする。
ア月は日によって形が変わって見え,1日のうちでも時刻によって位置が変わること。
イ空には,明るさや色の違う星があること。
ウ星の集まりは,1日のうちでも時刻によって,並び方は変わらないが,位置が変わること。
(引用元:文部科学省|小学校理科の観察,実験の手引き第4学年B(4)月と星)

すでに先取りで身につけた月や星についての知識や経験は、学習単元の中で改めて体系立てて定着させることができます。逆に、学校で学習した内容について上記のような方法を取り入れて、子どもの理解をより深めることもできます。

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また、月や星について知る上では、星座をモチーフにした戦隊シリーズのテレビ番組や少年向けの格闘マンガ、または星占いやギリシャ神話なども、「楽しみながら天体について知る」

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