子育て情報『「言葉ゲーム」で子どもが辞書にハマる! はじめての辞書を大活躍させる方法』

「言葉ゲーム」で子どもが辞書にハマる! はじめての辞書を大活躍させる方法

■辞書の正確性が子どもの判断力を育てる!
インターネットは便利である反面、検索して一番上に出てきたものが一番正しいとは限りません。一方国語辞典には、インターネットとは比べものにならない“正確性”がベースにあります。なぜなら、本になって出版されているものは何度も精査された情報であり、誰もが信用できるに値するからです。

大人はそれまでの経験で「この情報は正確かどうか」と判断できます。しかし、子どもはまだ判断力が未熟であり、間違った情報を信用してしまいがちです。「判断する力」をつけるためのツールとしても、国語辞典の活用は理にかなっているのです。

「言葉ゲーム」で子どもが辞書にハマる! はじめての辞書を大活躍させる方法


子どもがもっと辞書を好きになる!

では次に、日常の中でどのようにして辞書を取り入れればいいのか、子どもが辞書を好きになるにはどうしたらいいのか、具体的なコツをお教えします。

■はじめての辞書の選び方
これから辞書を購入する予定であれば、次のことを覚えておくと辞書選びに迷いません。


まずは一緒に書店へ行き、実際に見本を触り、ページをめくってみましょう。最も重視するのは、子どもがひとりで使いこなせること。低学年のうちは、すべての漢字にふりがなが振ってある「総ルビ」のものがおすすめです。例文にもルビが振ってあると、よりスムーズに理解が深まります。また最近の子ども向けの辞書では、漢字の書き順も掲載されているのが一般的。言葉の意味と書き順を一度で学ぶことができて一石二鳥です。

複数の辞書が気になった場合は同じ言葉を引き比べてみましょう。出版社によって表現に違いがあるので、どの説明がわかりやすいか、文字が見やすいか、じっくり見比べます。


■辞書を置く“場所”が重要!
子どもの「知りたい!」「気になる!」にすぐに応えられてこそ、辞書は本領を発揮できます。もし机の中にしまいこまれていたら、汚れないようにケースに入っていたら……最初のアクションが「面倒なもの」になってしまいますよね。

できればリビングに、そしてケースから出して置いておきましょう。テレビを見ているとき、家族で会話をしているとき、ふと頭に浮かんだ「?」を瞬時に解消することで、子どもは辞書の利便性に気づきます。

■遊びの中にも辞書を取り入れる
辞書に慣れさせるためにも、ぜひ辞書を片手にしりとりを。自分では思い浮かばなかった言葉との出会いがあり、新鮮な驚きとともにより強く記憶に残るでしょう。

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