「疲れやすい」「姿勢が悪い」「走るのが極端に遅い」子どもは要注意! 今、注目の “足育” とは?
■浮き指
原因:足に合わない靴を履いている。
状態:指が地面に着地しておらず足圧反応がない状態。
身体に及ぼす影響:まっすぐ走れない、すぐに転倒するなどの問題が起こりやすくなる。姿勢に影響する場合も。
■偏平足
原因:環境の変化・歩く機会の減少など。
状態:土踏まずがない状態。
身体に及ぼす影響:バランスが取りにくく転倒しやすくなる。また痛みや疲れが多く出る場合も。
足のクリニック表参道の桑原靖院長は、「疲れやすい」「姿勢が悪い」「走るのが極端に遅い」などの問題点が気になるようなら、まず足を観察するべきだと述べています。
偏平足である場合、単純に土踏まずの有無が問題というよりも、足がねじれた状態で歩行していることが問題であり、その状態が続くと体のバランスが崩れ、足の筋肉や関節などに大きな負担がかかります。
土踏まずがないと、効率よく蹴り返して歩くことができません。その結果、同じ距離を歩いたり走ったりしても、他の人に比べて大量のエネルギーを消費するため疲れやすくなるのです。
また、重心がかかと寄りになってしまった結果、前後のバランスを整えるために首を前に突き出すことで“猫背”になります。猫背姿勢は筋肉の疲労を増大させるので、長く立っていられません。
まずは足の指を使い、バランスを整えながら背筋を伸ばし姿勢を正しましょう。歩くときも、足の指を使ってしっかりと蹴り出すことを意識してください。足底にある筋肉や腱は、すべての足の指につながっていますから、丈夫で健常的な足づくりのためには、足の指を鍛錬することが大切なのです。
(引用元:同上)
足の指で踏ん張ることができないとすぐに転んで怪我をしやすくなります。これを機に、お子さんのバランス感覚や立ち姿勢を見直してみませんか?
正しい靴のサイズの測り方を知っていますか?
子どもたちに人気のスニーカー『瞬足(しゅんそく)』シリーズを生み出したアキレスでは、子どもの足の発育をサポートするために『足育(そくいく)』という理念を掲げてさまざまな活動を行なっています。
アキレスでは、子どもの健やかな成長のためにはヨチヨチ歩きの時期からの「足」づくりが何よりも重要だと考えています。「人間が持つ足本来の機能を取り戻し、足の正しい育成を促すこと」、これこそが足を育てる=足育(そくいく)というアキレス独自の理念です。
(引用元:アキレス足育相談室|よくある質問)