夢中で遊ぶから「学びスイッチ」がONになる! あと伸びする子の徹底的な遊び方
語彙のほか、ひらがな・カタカナ・漢字などを定着させるのにぴったりなのがこの方法。
■新聞や広告などから習った漢字を1日1個見つける
→見つけた言葉が子どもの知らない熟語などの場合は、その意味も一緒に調べましょう!
■買い物の際は買い物メモを書く
→習ったばかりのカタカナや漢字などをたくさん書かせたり、子どもがあまり親しみのない食材をメモに書かせ、実際にスーパーで子どもに見つけてもらったりするのも効果的です。
■車や電車などで移動中に看板や広告を読む
→文字を読む以外に、特定の文字がつくものを街中で探すゲームも面白いですよ。
■アナグラム(言葉のつづりの順番を変えて別の語や文をつくる遊び)を楽しむ
→自分や家族、友達の名前でアナグラムしてみましょう。例えば、「れいぞうこ」なら、「ぞう」「こい」「これ」などの言葉を作ることができます。
これらの遊びは、机に向かってドリルに取り組むのが退屈な低学年でも楽しめます。また、移動中や入浴中などいつでもどこでも遊べるので、忙しいご家庭でも比較的取り入れやすいのではないでしょうか。ぜひ親子で一緒に楽しんでみてくださいね。
文/鈴木里映
(参考)
トレーシー・カチロー(2016),『最高の子育てベスト55』,ダイヤモンド社
瀧靖之(2016),『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える賢い子に育てる究極のコツ』,文響社
船津徹(2017),『世界標準の子育て』,ダイヤモンド社
ベネッセ 教育情報サイト|語彙力につながる「言葉遊び」
ベネッセ教育総合研究所|園での経験と幼児の成長に関する調査
日経DUAL|頭のいい子に育てないなら、幼少期はとことん遊ばせて
Study Hackerこどもまなび☆ラボ|“後伸び”する子としない子の違い。成長後に学力が急伸する幼少期の過ごし方
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