子育て情報『子どもの宿題どこまで見てる? “ながらチェック”や“音読聞き流し”が危険な理由』

2019年5月15日 09:31

子どもの宿題どこまで見てる? “ながらチェック”や“音読聞き流し”が危険な理由

親野先生によると、多くの親はほめるどころか逆に「もっとていねいに字を書きなさい」「間違いだらけじゃないの」などと叱りがちだといいます。

そこで、つい注意したくなる気持ちをぐっと抑えて、雑に書かれた字の中でも綺麗な字を見つけて部分的にでも褒めてあげましょう。大事なのは、宿題への取りかかりをスムーズにするために「宿題をやると褒められる」という意識を強く持たせることなのです。

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お母さんがせっかちで優しく教えるのが苦手なら、お父さんにバトンタッチしてもいいでしょう。それでもつい感情的になるようだったら、おばあちゃんやおじいちゃんにも協力してもらいます。見守る人のスタンスによって宿題をプレッシャーに感じたり、褒められることでやる気がわいたりするので、お母さんが一人で抱え込んでしまうのではなく、周囲の大人がみんなで見守ってあげることが大切です。

(参考)
プレジデントムック(2018),『プレジデントFamily 2018秋 東大生192人 頭のいい子の本棚』, プレジデント社.
プレジデントムック(2018),『プレジデントFamily 2018冬 算数が大得意になる』, プレジデント社.
プレジデントムック(2017),『プレジデントFamily 小学生からの知育大百科 2018完全保存版』, プレジデント社.
汐見稔幸(2008年),『汐見先生の素敵な子育て「子どもの学力の基本は好奇心です」』,旬報社.
洋泉社MOOK(2018),『これからの未来を生き抜く できる子の育て方』,洋泉社.
親力講座|こうすれば、子どもの宿題がスイスイはかどるーー親の工夫で「やる気になる環境」は作れる

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