絵本を聴きながら旅しよう。いつでもどこでも本を楽しめる、アメリカ発「オーディオブック」の魅力
イギリスの夏休みは7月の終わり頃から。ちょうど日本と同じ時期です。大きな違いは夏休みの宿題がないことで、1ヶ月半まるまる、子供達は家庭でのびのび過ごすことになります。
宿題をさせなくても良いのはありがたいのですが、その分、普段だったらできないことをいっぱいさせてあげたい、と色々準備をすることになります。博物館や図書館、地元の自然公園やスポーツイベントなど、夏休み前の親たちは情報収集に大忙しです。
さて、この時期、私や友人たちがよく買うものがあります。ある意味、子供と一緒に車で出かける時の必需品のひとつと言ってもいいかもしれません。
それがオーディオブックです。
イギリスの夏休み。長旅のお助けアイテムとは?
イギリスでも夏休みの過ごし方は家族それぞれです。みていると、親も1週間程度の休みをとって、家族づれで旅行に出かけることが多いでしょうか。キャンプ場の一区画やコテージを借り切って、1週間丸々滞在する滞在型の旅行が多いようです。
キャンプといっても、「自然と触れ合う」というよりは「安く泊まる」ことが主目的という場合もあり、キャンプ場に宿をとって、そこを拠点に車で史跡や博物館を回るような旅行の話もよく耳にします。
子供が小さいと車での移動が楽ですが、どうしても長旅には飽きてしまうので、何か用意をする必要があります。おやつや車の中で遊んでも危なくないようなおもちゃ、塗り絵やスティッカーブックに加え、下の子供が4歳ぐらいの頃は、ミシュラン社がだしているi-spyの車での旅行シリーズ(何が見つけられるかな?)を買って持たせました。
■i-SPY On a road trip: What can you spot?
■i-SPY On a car journey: What can you spot?
よく道路脇に見かけるものの写真がたくさん掲載されていて、その横にポイントが付いています。見かけたらチェックを入れていき、ポイントを足していきます。
「あ、信号見つけた!」「止まれの標識を見つけたよ!何ポイント?」のように、うまくはまると盛り上がってくれます。当然のことながら標識がイギリスのものですから、そのまま日本では使えないのが残念ですが、本書を参考に自分たちで作ることもできるかもしれませんし、外国の道にはこんなものがあるんだな、と眺めてみても楽しいかもしれません。