絵本を聴きながら旅しよう。いつでもどこでも本を楽しめる、アメリカ発「オーディオブック」の魅力
野山を歩く時用のものもあり、「この花見つけた!」「この葉っぱは……これかな?」などと、よく一緒に遊んだものでした。
■i-SPY Trees / Nature / Wild Flowers: What can you spot?
いつでもどこでも絵本や児童書を楽しめる○○○○○ブック
それでもしばらくすると飽きてしまうのが子供。そんな時に役に立つのが、オーディオブックです。出版されている書籍を朗読したもので、小説や実用書など、特に英語では多くの種類が揃っています。
昔はCDが主流でしたが、今はダウンロードの方が増えているでしょうか。日本ではまだ知名度が低いかもしれませんね。英語圏では子供向けの絵本や児童書のオーディオブックも充実しており、親がその場で読みきかせができないときなどに重宝します。
子供が疲れていたとしても、おもしろいお話がどんどん続くので、耳を傾けるだけで楽しめますし、飽きたら変えればいいだけのこと。これで興味を持ったら、今後図書館に行ったときに、自分でもその本を手に取るでしょう。
上の子供は、かなり年齢の先を行った古典的なSF作品を、去年の夏オーディオブックで制覇しました。自分一人では読み進めにくい難易度の高い作品も、誰かが読み上げてくれるおかげで、すんなりと耳に入ってくるようです。
今年は下の子向けに、ロアルド・ダール作品のオーディオCDを数枚、中古で購入しました。ダールの作品はイギリスでとても人気があり、子供がまだ読んでいないものを探すのに苦労したのですが、幸い、まだ手に取っていないものが店頭にあったのです。
我が家は月額を払ってオーディオブックのサービスに入っていますから(後ほど紹介します)、そちらからダウンロードしてもよかったのですが、旅行が終わっても部屋に置いて、子供が好きなときに聞けるように、と考えるとCDになりました。これを旅行の行き帰りに聞くと、だいたいダールの主要な作品は抑えたことになります。日本でも有名な作品を中心に、ダールのオーディオブックをご紹介しましょう。
■Matilda (Audio CD)
■Charlie and the Chocolate Factory (Audio CD)
■The Witches (Audio CD)
宿に着いてまるまる1週間滞在する時、たとえ滞在先で飽きてしまっても、何枚かお気に入りのオーディオブックがあれば安心です。