子育て情報『我が子は今、なにを求めてる? マズローの欲求5段階説【自己実現理論】』

2020年1月3日 07:11

我が子は今、なにを求めてる? マズローの欲求5段階説【自己実現理論】

【生理的欲求・安全の欲求には――】
この2つは“物理的欲求”です。子どもが安定した生活を送るために、親がしっかりとしたベースを築いてあげましょう。

規則正しい生活を
栄養バランスの取れた食事、良質な睡眠、規則正しい生活など、健康管理は子どもの基盤をつくります。その重要性は理解しつつも、忙しいなかで生活バランスが崩れることもあると思いますので、定期的に見直してみてくださいね。

家族の会話をたっぷりと
「親に守られている」という安心感は、子どもにとって何ものにも変えがたいものです。会話により子どもの行動を把握することで、身の安全に注意を払うこともできます。

【社会的欲求・承認欲求には――】
3段階目からは“精神的欲求”となります。大切なのは、自分で行動することで子ども自身が「満たされている」と感じること。
承認欲求が満たされないと、劣等感を抱いたり、無気力状態となる傾向があり、社会的ドロップアウトを招き兼ねませんので、注意が必要です。

子どもの話を真剣に聞く
忙しい仕事や家事の合間に、子どもの話をつい聞き流してしまうこともあるかもしれません。しかし、社会的欲求を満たすためには、子どもの話を真剣に聞いてあげることがとても大事なのだそう。また、「大好きだよ」など意識して言葉にすることで、子どもに疎外感を感じさせないように気をつけましょう。会話はいじめや学校の悩みの早期発見にもつながります。

家庭内での役割を与える+褒める
お手伝いで、自分は人の役に立っているという満足感を得ることができ、自分のことは自分でやることで、自立心と自己信頼感を築くことができます。その際、親が子どもの行動を褒める(=認める)ことで、承認欲求の満足度はさらに高まり効果的です。その積み重ねが、自己肯定感をどんどん育むことになるでしょう。
他人の評価だけでなく、自己信頼感を持てるようになるのを目標としてください。【自己実現欲求には――】
いくらほかの欲求が十分に満たされていても、自己実現欲求が満たされないと、幸福感を感じにくく、欲求不満に陥ってしまうそうです。子どもがやりたいことを見つけたり、夢を語り始めたら、次の点に気をつけてあげてください。

「勉強しなさい」は封印
親はつい「勉強しなさい」と言いがちですよね。しかし、口うるさくいうよりも「“自己実現”のために勉強する」というモチベーションにつなげるのが正解です。

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