子育て情報『寝る前はNG!? 絵本の読み聞かせで “やらないほうがいい” 6つのこと』

寝る前はNG!? 絵本の読み聞かせで “やらないほうがいい” 6つのこと

絵本を通して出会うたくさんの言葉と、そこで育まれる想像力や読解力が、その後の学力につながるのは間違いないようです。

読み聞かせ効果3:親子の絆が深まる
読み聞かせは生後すぐからでもOK。赤ちゃんはまだ絵本の内容を理解できませんが、絵本タイムが親子のコミュニケーションの貴重な時間となるからです。また読み聞かせの際、親子の肌が触れ合うことで脳内では「愛情ホルモン」といわれるオキシトシンが分泌し、親子の心の絆がより深まるという効果も期待できます。「一緒に読んだ絵本の世界は、親子の共通言語になります。共有した時間や経験が多ければ多いほど、絵本の世界で過ごした時間が長ければ長いほど、芯の強い、どんな変化の時代にも強い人間が育つのです」と齋藤氏も言うほど、親子の絆は大切なのですね。

このように、絵本の読み聞かせは、子どもの成長にとても大きな役割を果たします。そしてその効果を最大限に生かすには、子どもたちに絵本の世界を、ただ素直に、自由に、楽しんでもらうことが絶対条件です。
そのために、親は何に気をつけたらよいのでしょうか。次項で詳しく説明しましょう。

読み聞かせでやらないこと1


絵本の読み聞かせでやらないほうがいい、6つのこと

子どもたちのピュアな心に「絵本の世界」は、すーっとしみこんでいきます。だからこそ、読み聞かせのときに、大人の下心や思惑を紛れこませてはいけないのです。大人の下心をなくすことで絵本の効果は最大限に発揮されるでしょう。

そこで、齋藤氏、景山氏など “教育のプロ” たちのアドバイスを参考に、「読み聞かせでやらないほうがいいこと」をまとめました。

1. 勉強のつもりで読み聞かせる
「絵本を『勉強のつもり』で読み聞かせるのは避けてほしい」と、景山氏。知育として学ばせたい親の気持ちはわかりますが、そんな大人の下心に子どもは敏感です。
特に、「十二支というのはね……」などと内容の解説に走るのはNG。子どもを “本嫌い” にしてしまうかもしれません。子どもから何かを質問してきたとき以外、絵本解説はやめましょう。子どもが絵本を楽しんでいれば、それだけでOK!学習効果はあとからついてきます。まずは、親子で絵本の世界を純粋に味わってくださいね。

2. スラスラ読む・過剰な演出をする
松永氏は、「一音一音ハッキリ読み」を提唱しています。同じ音程、同じ強さで、一音一音区切るようにハッキリ読むことで、子どもは絵本に集中できるようになり、助詞・助動詞への理解が強化されるとのこと。

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