子育て情報『子どもの知的好奇心レベルを上げる親の特徴3つ。「没頭力」は幼少期に育つ!』

子どもの知的好奇心レベルを上げる親の特徴3つ。「没頭力」は幼少期に育つ!

没頭力を育てる03


幼少期に没頭力をつけるために親ができること3つ

最後に、幼少期に没頭力をつけるために親ができることについて考えていきましょう。すぐに結果が表れるような即効性はありませんが、意識して日常生活を送ることで、しだいにお子さんの没頭力がアップしていくはずです。

1. 「没頭できる環境」を用意する
元帝京短期大学教授の宍戸洲美氏は、「子どもの集中力を高めるには、やってみたいことを自由に挑戦できる環境がとても大切」と述べています。具体的には、「子どもが熱中しているときは極力邪魔しない」「途中でやめさせようとしない」ことを意識するといいようです。

「興味の方向は子どもによって違うが、没頭できるような世界に上手に導いてやれば、親が放っておいてもどんどん伸びていく」と、学習塾・花まる学習会主宰の高濱正伸氏が述べるように、親はできるだけ手や口を出さずに見守ってあげましょう。

物事に没頭している、いわゆる「ゾーンに入っている」状態は、効率よく学ぶチャンスなので、中断させずに放っておきます。もし大事な予定があったり、食事や寝る時間が極端にずれたりしそうなら、「『よく描けているね』とほめてから、『ご飯を食べてから続きをやろう』と言うだけでも違う」という、教育評論家の親野智可等氏のアドバイスを参考にしてください。

親野氏によると、「好きなもの、合うものが見つかったら、まずは『集中していること』を認めてあげる。
そしてたくさんほめることで『自分は集中力があるんだ』と思えるようになる」のだそう。その思考が根づけば、苦手なことに直面したときも「僕(私)はできる。頑張ることができる」と前向きに取り組めるようになります。

2.  バーチャルとリアルをつないで「本物」に触れさせる
子どもはなにかに興味をもつと、「もっともっと」と情報を欲したり、次々に浮かぶ疑問を解消したくなったりします。そのとき親がすべきことは、放っておくことでも適当に流すことでもありません。瀧氏は、「親が子どもの疑問に対して自分とは関係ない、興味もない、という態度をとると、せっかく芽生えた子どもの好奇心を摘むことになる」と厳しく指摘します。

子どもに「○○ってなに?」「これってどういうこと?」と聞かれても、すべてに答えるのは不可能でしょう。しかし瀧氏によると、そんなときが “チャンス” とのこと。
「お母さんはわからないな。

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