子育て情報『幼少期にアタッチメント形成された子どもが最強なわけ。好奇心と挑戦力はなぜ生まれる?』

幼少期にアタッチメント形成された子どもが最強なわけ。好奇心と挑戦力はなぜ生まれる?

ポジティブな養育行動1:子どもの不安を見逃さない
子どもの不安や恐怖を見逃さず、気持ちを落ち着かせてあげると、子どもの心は安定します。たとえば、子どもがぐずったら「どうしたの?」と寄り添う。子どもが転んだときは、「痛かったね」と子どもの気持ちに共感してなぐさめるといったことです。

ポジティブな養育行動2:子どもに愛情を伝える
子どもに親の愛情を伝えましょう!愛情を伝えるには、スキンシップと声かけが一番。抱きしめる、「すごいね」「がんばったね」の声かけ、喜びをシェアすることなどが、ポジティブな養育行動になるそうです。

ポジティブな養育行動3:子どもとコミュニケーションをとる
遊びのなかで親子コミュニケーションをとることが、アタッチメントにはとても有効なのだそう。読み聞かせをする、子どもと一緒に好きな曲を歌う、ダンスをするなど、日常的にたくさんコミュニケーションをとりましょう。

ポジティブな養育行動4:子どもを見守る姿勢を保つ
「子どもがしたいことを最後まで見守る姿勢」を保つことです。
子どもが好きなことがあれば、取り組める環境を整えてあげて、親は「安心の基地」として、失敗も含めてしっかりと見守ってあげましょう。ポイントはどれもとてもシンプルですが、意識して取り組むことで、よりよいアタッチメントが育まれていくでしょう。

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アタッチメントはスキンシップとは違います。前出の遠藤氏も「ところ構わず、だれかれ構わずベタベタくっつくのではない」と語っています。大事なのは、「子どもが安心感に浸れるかどうか」。また、遠藤氏は、「子育てにたった一つの理想型はない」「個性を活かし、自分たちが置かれた状況を見据えながら、それぞれの形を創ってくべき」と付け加えます。 “自分たち親子の形” をつくるために、アタッチメントはとても重要な役割を果たすでしょう。

(参考)
森口佑介(2019),『自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学』, 講談社.
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)・ベネッセ教育綜合研究所協働研究|乳幼児の生活と育ちに関する調査2017~2020
ベネッセ教育情報サイト|乳幼児期に重要な「アタッチメント形成」とは?子どもが不安や恐れを感じたときの保護者のかかわり方
DIAMOND SIGNAL|子どもの挑戦力を育む発達心理学のキーワード、「アタッチメント」

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