「 “親が勉強をする姿” を見せると子どもも勉強するようになる」は本当だった。中学英語っておもしろい!
この教材を選んだ決め手は、「はじめに」の一文でした。
この本は、英語を習いはじめた小学校高学年のみなさん、あるいは中学生のみなさんに、さらには大人になってもう一度英語を勉強してみようと一念発起しているみなさんに向けて、私が一生懸命書いたものです。
(引用元:時吉秀弥(2023),『本当はおもしろい中学英語』, 明日香出版社.)※太字は編集部が施した
なんと、「小学校高学年」にも「学び直しをする大人」にもぴったり!また、一番の気がかりだった英語レベルも、「英語の勉強開始から、中学2年の真ん中あたりで勉強する内容」とのこと。「これは親子一緒に勉強できるのでは!?」なんて、淡い期待を抱きつつ、親自身の英語学習をスタートしました。
英語を声に出す “だけ” の超簡単英語学習スタート
1. ソファーで『本当はおもしろい中学英語』を読む
最初に「本書の使い方」から読み進めました。「よくわからないルールの丸暗記」はやめて、「こんな気持ちだからこの文法を使う」ということを理解していきましょうと書いてあります。何十回も英文をノートに書き写して、英文を “丸暗記” してきた学生時代はなんだったのか……。
2. ASUKAⅬAアプリで音声を聞く→何回も声に出す
書籍内に記載されたQRコードから、音声再生アプリ【ASUKALA】をダウンロード。
その音声を聞いて、恥ずかしがらずにできるだけ音をまねて、声に出して何回も読みます。どうやら「何回も声に出す」ことがポイントのようです。ただ何回も英語を聞くよりも、「どうやったらこの音が出せるんだろう」と試行錯誤することで、音に対する注意が鋭くなり、その結果、より早く英語を聞いて理解できるようになるとのこと。子どもがこちらを見ていたので、興味を引くためにも、大きな声で何回も声に出しました。
3. 練習問題を解くだけで英作文の能力もアップする!?
単語を並べ替えて英文をつくったり、()内に単語を入れたりする練習問題で単元の復習をします。なんと、この練習問題を解くだけで「自分で英語の文をつくる能力が向上する」とのこと。せっかくなので、問題を解いているときも、英語を声に出してみました。このあたりで、子どもが「お母さん、英語の勉強しているの?」と寄ってきました。
4. 英語学習ノートを用意。スキマ時間に中学英語を勉強
おやつの時間、夕食の準備をする前、夕食後など、10~15分程度でもスキマ時間があれば、とにかく「声を出す」