「 “親が勉強をする姿” を見せると子どもも勉強するようになる」は本当だった。中学英語っておもしろい!
を中心とした授業で楽しく英語を学び始めた子どものほうが、「英語を話す人の心のしくみ」が理解しやすいのかもしれませんね。
そしてこの2週間でわかったことがあります。どうやら子どもは英語が「嫌い」ではなく、「どちらかというと好き」だったのです。じつは筆者、自らの苦手意識から「子どもは英語が嫌いに違いない」と決めつけていたようでした。「英語を勉強しなさい!」なんて言わなくてよかった……つくづくそう思いました。
前出の松尾氏も「『勉強しなさい』といわれた子どもが本当の意味でやる気を出して勉強をするという例は一度も見聞きしたことがない」と断言するくらいですから、もし「英語を勉強しなさい」と言っていたら、わが子は英語が嫌いになっていたでしょう。
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筆者について言うと、『本当はおもしろい中学英語』を読み始めて3週間目になり、なんだか英語が好きになってきました。やはり、「何度も書き写さなくていい」「丸暗記しなくていい」というのがモチベーションを保つうえで大きなポイントとなっています。
加えて、親子で英語を声に出すこと自体が、コミュニケーションにもなっていると気がつきました。いつの間にか手をつながなくなり、ひざに乗ってくることもなくなったわが子と、ソファでくっつきながら「His picture is on the wall.」と交互に発音をする――。「お母さん、リズムが変だよ」などと突っ込まれながらも、とても満たされた気持ちになっています。
みなさんも、お子さんと一緒に英語学習をしてみませんか?親子で勉強するのもなかなか楽しいですよ。
(参考)
時吉秀弥(2023),『本当はおもしろい中学英語』, 明日香出版社.
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