その声かけ危険ですよ! 子どもの才能を輝かせる【魔法の声かけ術】
子どもの潜在能力を開花させる「効果的な親の声かけ」
そうは言っても、「前向きな言葉をかけてあげたいのに、ついネガティブワードを口にしてしまう……」と、お悩みの方も多いはず。
でも、大丈夫です。親が子どもに言ってしまいがちなNGワードをOKワードに言い換える例をシーンごとに紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。きっと、うまくいきますよ。
【勉強のやる気がアップする声かけ】
子どもが勉強を好きになるかどうかは、親の言葉がけ次第。もしかしたら数年後、「僕、もっと勉強をして、〇〇中学(高校)に絶対合格する!」なんて言い出すかもしれません。子どものやる気の芽を摘まないようにしたいものです。
NGワード「テストで100点とれてすごいね!」
↓
OKワード「毎日勉強を頑張った成果が実ってよかったね!」
NGワードのように結果だけをほめてしまうと、結果が出なかったとき、子どもは「結果を出せない自分はダメなんだ」と思い込んでしまいます。
そんな人生はつらいと思いませんか?その代わり、一生懸命頑張ってきたプロセスをほめてあげるのです。子どもは「努力が認められて嬉しい!」と感じて、「次も頑張ろう!」とやる気がアップするのではないでしょうか。
NGワード「95点とれてすごい。でも次は100点がとれるようにね」
↓
OKワード「95点とれたんだ。勉強頑張ったね!」
このNGワード、意外と言いがちではないですか?親はほめているつもりでも、最後のひと言が余計。ほめてもらえたと思っていた子どもは、「次は100点とれるようにね」にがっかりしてしまいます。これが達成できたら次は〇〇、というように、つねに親から課題を与えられると子どもは窮屈なもの。まじめな子ほど無理をして疲れ果ててしまいます。
ほめるときは、ほめることに専念しましょう。*4
【子どもの「集中力」を育てる声かけ】
ゲームやYouTube三昧で勉強しようとしない子どもを見ていると、イライラしてしまうのが親心。しかし視点を変えたら、何時間もゲームやYouTubeに集中できるなんてすばらしい集中力だと思いませんか?その集中力の芽がぐんぐん伸びたら、お子さんの可能性は広がるはず。
NGワード「ゲームばっかりやってないで、勉強しなさい!」「いつまでYouTubeを見てるの!」
↓
OKワード「そのゲーム、楽しいよね。だけど勉強も大切だから、何時から宿題をするのか一緒に決めよう」