子育て情報『その声かけ危険ですよ! 子どもの才能を輝かせる【魔法の声かけ術】』

その声かけ危険ですよ! 子どもの才能を輝かせる【魔法の声かけ術】

まず、趣味を頭から否定するのはNGです。子どもが趣味を楽しんでいる気持ちを受け止めましょう。それから、子ども自身に具体的な勉強開始の時間を決めてもらいます。時間通りに行動できたら、子どもをほめることも忘れずに。*5

首都圏トップクラスの難関校合格率を誇る進学塾VAMOS代表・富永雄輔氏は、「小さい頃から好きなことに集中する経験をたくさんしてきた子どもが、それ以降も充実した集中力を得られる」と断言しています。しかも「好きなことがゲームであってもかまわない」のだとか。ちなみに「上位の難関校に合格する子どもの9割は、強い集中力」をもっているとのこと。子どもの集中力を育てるためにも「ゲームをやめて勉強しなさい!」とは言わないほうがよさそうです。
*6

【子どもの「挑戦力」を育む声かけ】
成果にかかわらず、失敗を恐れず積極的に挑戦できる人間に成長してほしい。これは多くの親の願いでしょう。挑戦なくしては、成長も成功も得られないからです。子どもの挑戦力を育むには、適切な声かけが鍵。子どもの挑戦を促すような言葉かけが◎ですよ。

NGワード「お皿が割れちゃったじゃない!だから危ないって言ったでしょ!」

OKワード「ケガしなかった?ママも子どもの頃、お皿を割っちゃったことあるんだ」

東京都市大学教授の井戸ゆかり氏は、子どもが手伝いをしている最中にお皿を割ってしまっても、親はその失敗を「チャンス」ととらえるべきだとしています。子どもの挑戦力をつけるために、ときには親自身の「失敗経験」を話してみてください。「自己肯定感が高い子どもには挑戦意欲も備わっている」とのことなので、子どもが挑戦できる環境をどんどんつくってあげましょう。
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NGワード「なぜ手を挙げないの?もっと積極的に参加しなきゃ!」

OKワード「授業中に手を挙げて間違えたらと思うと、緊張するよね。お父さんも手を挙げて失敗したこと、たくさんあったな。でも、失敗するのは悪いことじゃない。勇気をもっていろいろ試してみることが大事なんだ」

子どもが失敗を恐れて挑戦できないとき、厳しく原因を問い詰めたり、無理強いしたりすると、子どもは苦痛を感じていっそう殻に閉じこもってしまうかもしれません。子どもの自己肯定感を高めるためにも、「失敗してもいいんだ」ということを教えてあげましょう。*7

「挑戦して失敗することも大切な経験である」

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