子育て情報『それ、逆効果ですよ! 宿題をやらない子どもに絶対避けるべき、4つのNG行動』

それ、逆効果ですよ! 宿題をやらない子どもに絶対避けるべき、4つのNG行動

効果的なアプローチ3:親自身の怒りを静める
「つい感情的に叱ってしまうため、子どもとバトルになり宿題どころではなくなる」とお悩みの方は、まず自分の怒りに対処してみませんか?イライラした状態でいることが、感情的な言葉を放ってしまう諸悪の根源だからです。幸福学の第一人者で慶応義塾大学教授の前野隆司氏の提案する「怒りをコントロールする方法」を試してみてください。

【イライラを認める】
「子育てにはイライラすることもあって当然なのですから、自分を責めるのではなく、『イライラしたなあ』と、イライラした自分をただ認めることが大切です」と前野氏。さらに、「イライラは完全に悪いものだと言い切れるものではない」とし、親のイライラが子どもに伝わることで、ある程度の教育効果が期待できると指摘しています。

【6秒ルールを実践する】
イライラしたら、6秒間深呼吸をして、イライラを子どもにぶつけたくなるのをぐっと我慢しましょう。これは、アンガーマネジメントの研究成果に基づく方法です。怒りは6秒間我慢すれば消えるという研究結果が示されています。筆者が実際にやってみたところ、怒りが完全に消えるわけではありませんが、最高にイライラした状態からは解放されました。


【自分を客観視する】
「イライラしている自分を俯瞰するイメージで客観視してみてください」という助言のとおり、この視点をもつことで冷静な対処が可能になります。こちらも試してみましたが、確実に効果がありました。ふと「そういえば、自分も宿題のことでしょっちゅう親に怒られて嫌だったな……」と過去の自分を思い出し、怒りの感情がスーッと消え去ったのです。この3つを続けることで、イライラに対して適切に対応できるため、「幸せ体質な親」に近づきます。「サポートできることがあれば言ってね」と優しく声掛けしてあげれば、お子さんも素直に「宿題、やらなきゃ」と思えるのではないでしょうか。

効果的なアプローチ4:勉強に集中するためのルールを決める
「子どもが宿題をやらないのは、勉強に集中できる環境が整っていないせいかもしれない」と思った方は、ルールづくりを徹底してみてください。

たとえば、テレビが気になって子どもが勉強に集中できない場合は、親子でテレビに関する下記のようなルールを考えてみましょう。

  • 見たい番組は録画する
  • 宿題が終わってから見る
  • 1日1時間まで
  • 使っていないときはテレビに布などをかけておく
  • ルールが守れたらカレンダーに自分のサインを書く
ルールづくりを成功させるための大事なポイントは、次のとおり。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.