【産婦人科医監修】妊娠中期のおりものを要チェック!ピンクや茶色のおりものは大丈夫?水っぽいのは?
妊娠中期のピンク色のおりもの
ピンクがかったおりものは血の混じったおりものです。健診時の内診やセックスの刺激で傷ついた腟からの出血かもしれません。こうした出血は一時的かつ少量の出血の場合がほとんどですが、そうでない場合には注意が必要です。性感染症や切迫早産などの妊娠トラブルを原因とする出血の可能性があります。ピンクのおりものの回数・量が多いときは、胎動のありなしにかかわらず医師に相談した方が良いでしょう。
ピンクがかったおりものは血の混じったおりものです。健診時の内診やセックスの刺激で傷ついた腟からの出血かもしれません。こうした出血は一時的かつ少量の出血の場合がほとんどですが、そうでない場合には注意が必要です。
性感染症や切迫早産などの妊娠トラブルを原因とする出血の可能性があります。ピンクのおりものの回数・量が多いときは医師に相談した方が良いでしょう。(2023.10.3更新)
おりものの量が多いことに初めて気づいたのは4ヶ月か5ヶ月の頃です。初期の頃からおりものが出てはいましたがトイレに行くとパンツまでは汚れてないし、あまり気にするほどの量ではありませんでした。しかし、ある日から拭いても拭いても粘りけの強いドローっとしたおりものが出るようになりました。
色は白っぽく、切迫気味と診断されていたのでときどきピンク色のおりものが出ることもありました。パンツまで汚しかねないので、おりものシートは必需品になりました。 それまで経験したことがない症状に正直びっくりしましたし、赤ちゃんにも影響するものなのか不安に感じました。
健診のときに主治医の先生に確認したところ、診察や触診をしてもらうことができ、何も異常がないことがわかったので安心しました。(まみこさん/出産当時24歳)
妊娠中期の茶色のおりもの
茶色いおりものも、ピンクのおりものと同様に血液が混ざっています。血液は時間が経つと酸化して茶色や褐色になります。そのため出血後時間が経ってから体外に排出された血液や、体外に排出されてから陰部や下着に付着して時間が経った血液がおりものに混ざると、おりものが茶色や褐色に変色してみえることがあるのです。
茶色のおりものも、一時的で少量の出血であれば問題ない場合がほとんどですが、頻繁に出る場合や量が多い場合には一度病院で診てもらいましょう。身体に何らかの異常が発見されるかもしれません。