フキハラとは?不機嫌な夫の対応にモヤモヤ!もしかしてこれが不機嫌ハラスメント!?
「今やらなくちゃダメなの」と、相手に非があるような発言をすることはありませんか。はっきりと責めるわけではないけれど肯定するわけでもないという行為が続くと、パワーバランスが崩れフキハラになることがあります。
気持ちの切り替えができずにイライラが続く
嫌なことがあったり、疲れがたまったりして不機嫌になることは誰にでもあることです。しかしその不機嫌が長く続いてしまうと、相手はフキハラと感じるかもしれません。どれくらいの期間が続いたからフキハラになるという基準はありませんが、相手の気持ちをおもんぱかることなく一方的に気持ちを押しつける状態は避けたいですね。
フキハラを防ぐ「声掛け」や「対策」とは?
家庭内の挨拶を元気にする
人と人とのコミュニケーションは挨拶から始まります。気分がすぐれないときでも、挨拶は気持ち良くするよう心がけましょう。「おはよう」「ありがとう」「ただいま」といった一言は、相手に心を開いているよというメッセージになります。
互いに気持ちが明るくなり、機嫌の悪さが払われるかもしれません。
少しのあいだ距離を置く
相手が不機嫌だとつられて不機嫌になってしまうことがありませんか。その不機嫌が相手にも伝わると、不機嫌の連鎖が始まってしまいます。自分がイライラしたなと感じたら、相手とはいったん距離を置くことも大切です。
言葉で伝えることを促す
不機嫌になりやすい人は、気持ちを言葉で伝えることが苦手なのかもしれません。それでも不安や困ったことがあるときは、態度ではなく言葉で伝えるように促してみましょう。
疲れたときは眉間にしわを寄せてだんまりを決め込むのではなく、「今日はこういうことがあったから疲れた」と理由を言葉にしてもらうことで力になれることもあるはずです。理由や状態をお互いに伝え合って、一緒に気持ちの負担を軽くする方法を考えたいですね。
自分の気持ちを伝える
「言っても伝わらない」「怒られるかもしれない」と言いたい言葉を飲み込み感情をため込んでしまうと、相手に対する恐れや委縮、嫌悪感につながります。相手に言葉を促すのと同じように、自分の気持ちも伝えてみましょう。
フキハラをしている人は、自分が相手を怖がらせているとは気付かないものです。自分の行動を振り返るきっかけを作ることもフキハラを止める第一歩になりますよ。
思いやりを持って接する
夫婦であるという安心感から、パートナーに対して言葉や態度が雑になっていないか振り返ってみましょう。