フキハラとは?不機嫌な夫の対応にモヤモヤ!もしかしてこれが不機嫌ハラスメント!?
自分はお願いしているつもりでも、相手が命令や非難と受け取ってしまうと不機嫌スイッチが入ってしまう可能性があります。友だちや職場の人と接するときのように、思いやりを忘れずにいたいですね。
夫婦で話し合う
不機嫌の陰には、不安や焦り、不満が隠れている場合があります。このようなときは「どうして機嫌が悪いのか」「なにか私が悪いことでもしたのか」などと問い詰めるのは逆効果です。相手の気持ちに寄り添い「なにか困っていたり悩んでいたりすることはないか」聞いてみましょう。相手が自分の言葉に耳を傾けてくれるという安心感が、攻撃的な態度を和らげるきっかけになるかもしれません。
夫婦のハラスメント窓口に相談する
各自治体には、配偶者やパートナーからの暴力、夫婦など日常生活で直面するさまざまな問題の相談窓口が設けられていることがほとんどです。ささいなことで相談すべきか迷う方も多いですが、ハラスメントは我慢をしているとさらにエスカレートする傾向があるとされています。
精神的に参ってしまう前に、一度しかるべき専門機関に相談してみることを検討してみましょう。
フキハラは職場でもある?
家庭内だけではなく、職場でもフキハラは起こります。上司から部下だけではなく、同僚や部下からのフキハラも問題になっています。仕事上の問題に限らず、プライベートの問題を職場に持ち込むフキハラもあります。職場の空気を悪くしたり職場にいづらくしたりするのは社員のメンタルヘルスに影響するため、何らかの対策が必要です。
現在では、厚生労働省委託事業の「ハラスメント悩み相談室」という無料の相談窓口もあります。会社内のハラスメントに困っているという方は、勇気をもって相談することも大切ですよ。
ふたりの関係を信じて言葉で伝え合おう
理由があって怒ったり不機嫌になったりするのは、気持ちを伝えるために必要なことかもしれません。ただし、「言葉にしないことを態度で察する」のには限界があります。伝えたいことは言葉にすることが大切ですよ。
フキハラの被害者は「相手が怒っているのは自分のせいかもしれない」と考えてしまいがちです。相手の気持ちを理解できないのは受け手側のせいではないので、フキハラをされているなと感じたら我慢をせずに声を上げてくださいね。また、自分もフキハラの加害者にならないよう、イライラしたときは環境や誰かのせいにせず、ふたりの関係を信じて言葉で伝えるよう心がけたいですね。