【#30】緊急事態発生!突然の大きなトラブルに親はどう対処する? byおおもりなつみ
のアナウンスが流れてパニックに。
すがる思いでかかりつけの内科医に電話しますが、もちろん専門外でした。ですが、パニックになっているわたしに、受け入れてくれそうな病院の電話番号や何科に行けば良いかなどを教えてくれました。時刻が夕方&小児を受け付けている病院が少ないため、いろいろなところに電話をかけましたが全て断られてしまいました。看護師さんが病状を確認してくれる番号も教えてもらい電話をかけましたが、意識がはっきりしているため救急車を呼ぶような状態ではないと言われました。
電話をかけては断られ…、を繰り返していると、わたし自身も次第に泣けてきてしまいました。「一体どこに行けば診てくれるのか、このまま状態が悪化してしまったらどうしよう…」と、とにかく焦りました。
最終的に近くにある大きな病院が診てくれることになりました。
しかし小児は受け付けていないため、簡単な応急処置しかできないとのことでした。「それでもとりあえずお医者さんに診てもらいたい」とすがる思いで、パパとれーちゃんが病院へ向かいました。
わたしはさっちゃん、しーちゃんと家で待つことになりましたが、心ここにあらずという状態でした。なんとかふたりをお風呂に入れ、ご飯を食べさせましたが、「大変な傷だったらどうしよう、頭の中は大丈夫かな」とずっと号泣していました。
結果、3針縫う大怪我ではありましたが、脳に異常はありませんでした。本当にホッとしました。家の中には子どもの怪我につながる危険がいっぱいあることは十分わかっているつもりでした。しかし実際に事故が起こってしまったときに対応ができず、恐ろしい思いをしてしまいました。
今回の事故で、まずどこに電話をかけるべきかを明確にしておくこと、いろいろな怪我の対処法を少しでも頭に入れておくことが重要だと感じました。知識があるかないかはとても大きな差ですね。そして、ずっと子どもたちを見守っていても、ほんの少し目を離したすきに大怪我につながるのだと改めて実感しました。余談ですが、ソファは次の日に処分しました。危険因子を少しでも減らすために、子どもたちが小さいうちはソファのない暮らしをしようと思います。そして、子どもたちの行動には今よりもっと目を光らせていきます。
みなさんもお子さんの怪我にはお気をつけください!
編集後記
親の目が届く範囲で、子どもたちをずっと見守っていても少し目を離したすきに怪我や事故が起きてしまうことも少なくありません。