【関東版】子育てしやすい人気の街は?選ぶポイント&取り組みは?東京・神奈川・千葉・埼玉を紹介
荒川区は東京都の北東部に位置する街です。日暮里・舎人ライナーやつくばエクスプレス線の開業、主要駅周辺の再開発が進められてきました。隅田川沿いに位置する立地から、災害に強い街づくりを推進しており、近年は子育てしやすい街としてファミリー層の人気を集めています。
子育て教育都市としての側面を持ち、保育施設の整備や放課後子ども総合プラン事業に力を入れています。区内すべての小学校で実施されている放課後子ども教室「にこにこすくーる」は、保護者の就労状況にかかわらずすべての児童が登録できます。
さまざまな立場に配慮したきめ細い支援策も特徴といえるでしょう。妊娠中や育児についての相談を24時間受け付ける「あらかわキッズ・マザーズコール24」、父親向けに子育て情報を発信する「あらかわパパスクール」、多胎児がいる家庭にタクシー利用料金などを助成する「ツインズサポート事業」など、さまざまな取り組みが用意されていますよ。
おすすめポイント
・JRや私鉄、地下鉄が利用でき、スーパーも充実
・保育施設の整備に力をいれている
・親の就労状況にかかわらず、小学生は「放課後子ども教室」を利用できる
・妊娠中や育児の相談を24時間受け付けるサポート体制
・パパ向けの育児情報発信あり
子育てしやすい街を選ぶポイントは?
ママやパパが安心して過ごすためにも、子どもを預ける保育施設や安心して遊べる公園、小児科のある病院などの子育て関連施設が充実していることが大切です。
子育て世代に向けた行政のサービスも気になりますね。
近年は女性の社会進出が進み、共働き世帯も増えています。これから就労を予定しているママもいるでしょう。子育てがしやすさを判断するためのポイントをおさえてみても良いですね。
1.保育施設の充実
保育施設には都道府県の認可などを受けた認可保育所、地域型保育事業、幼保連携型認定こども園と、これらの施設以外で保育をすることを目的に設置された認可外保育施設があります。保育施設の開所時間は最長11時間が原則ですが、24時間保育や夜間保育、病児保育など多様なサービスが受けられるかどうかも子育てのしやすさを判断する基準となります。
最近では、子育て支援の一環として幼稚園による預かり保育を推進する動きがでてきました。地域を評価するときは、子どもを預ける施設の種類や実施されている制度・サービス、待機児童の数などを目安にしてみましょう。