【広報に聞きました】子どもがいても活躍できる「ローソン」のママ向け制度
あくまでも上記は一例で、実際にはさらに多くの制度があります。ただ、これらだけを見ても、働くママには有り難い制度が多数。働くママにとっては、上司や同僚の理解が必要になるケースが多いため、「管理職向けダイバーシティ研修の実施」などは、とくに重要な制度かもしれません。
「結婚や出産などのライフイベントに伴って、出産休暇や育児休暇をしっかり取得できる制度と環境づくり、復職への環境を整えていくこと」が、今後の課題だと村上さんは話します。
また、2017年2月末時点での社員数は、全体4261名(うち女性社員688名)、女性社員比率16.1%で、現在は女性社員を積極的に採用し、50%になることを目標にしているのだとか。
少子高齢化が問題視されている今、出産や育児をすることは、社会のためにも重要である半面、育児休職が長くなればなるほど、社会人としてのキャリア形成には不利になりがち。そういったなかで、勤務先に保育施設や充実した制度があることは、働くママにとってはとても強い味方といえるでしょう。
(文・奈古善晴/考務店)