柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれるWomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」
それはおかしい。そう考えて、社員と一緒に裁量労働制について勉強し、自分たちの働きかた、仕事に適した制度にしようと考えたんです。それが、実績に対して評価できる専門業務型裁量労働制でした。
裁量労働制は自由な反面、自分で仕事の進捗を管理しなければいけないので個人の努力に委ねられる部分が大きいんですけど、それも仕事のやりがいと感じてもらえたらいいなと思っています。
弊社の裁量労働制は、毎月のお給料は固定でみなし残業がついています。極論、1日に1時間 しか働かなくても、10時間仕事しても差がありません。ボーナスだけは実績で評価するので能力によって差がでてきます。自己裁量で自由に仕事をしながら、モチベーションを維持できるという面ではすごく利点が多いですね。
極端に言えば、「仕事の実績だけで評価する」。実績が出せるのであれば、決まった時間にオフィスにこなくても構いません。子どもが急に病気になって遅刻したり早退したりしても、労働時間が決まっていないので、連絡さえしてもらえれば問題ないです。小さな子どもがいる人にとっては、育児と両立するために色々なことに折り合いをつけないと良い仕事ができないので、裁量労働制のメリットが大きいと思います。
厳しさもありますが、その分、自由でもあり思いっきり働ける制度なんです。
自然に大人と子供、子供と子供が関係し合うオフィス
弊社では、特にオフィスに育児に関する制度を設けていません。でも、臨機応変に対応できるのが弊社の自慢のひとつ。「あと1時間仕事したいのに子どものお迎えが…」というよう なときは、お迎えに行ってから子どもと一緒にオフィスに戻ってきてもOKです。
ハイハイするくらいの小さい子がいても大丈夫なように、オフィスは土足厳禁にして、気兼ねなく子どもを連れてこられるようにしています。
家に帰っても一人でお留守番になってしまうような小学生は、学校が終わってからお父さんの仕事が終わるのをオフィスで待っています。会議用テーブルで宿題や工作、ゲームをしながらお留守番をしているような感じです。子どもたちはみなとても良い子。他のスタッフや 来客の邪魔になることはありません。
子どもがすごく小さい間は、育児に比重を置きたいという時期があってもいいと思うんで す。子どもから手が離れたらバリバリ働いて、能力や実績をアップさせる。そんなことができるのも裁量労働制の良いところですね。