自作宅配ボックスも!? 宅配便を1回で確実に受け取る方法4選
近年、物流業界は悲鳴を上げています。ネット通販の普及などにより、宅配便の配達個数が年々増加の一途を辿っているからです。
とある運送会社の配送員が、荷物を何度も路上に投げ捨て踏みつける動画がネット上で拡散したことは、記憶に新しいですね。
もちろん許される行為ではありませんが、度重なる再配達や過重労働の果ての行為なのだとしたら、利用者側にも責任の一端があるはずです。
そう、宅配便はできるだけ、1回でスマートに受け取るのがマナー。宅配ボックスがなくても、できるだけの努力はしたいものです。
今回は、宅配便を確実に、スマートに受け取る方法をまとめました。参考にしてください!
●(1)コンビニ受け取りを使う
帰宅時間が変則的な人、深夜しか在宅していない人は、コンビニエンスストアでの受け取りが便利です。
『ネット通販をよく使うのですが、仕事の関係で、家に戻れる時間が読めません。そのため、荷物はコンビニ受け取りに設定しています。
やり方はカンタン。届け先を入力する時に、自宅住所ではなく、受け取りたいコンビニの店舗を入れればいいだけです。詳しい支店名が分からなくても、郵便番号や住所、目印になる建物さえわかれば検索できるようになってるので大丈夫です』(30代女性/看護師)
『手続きが面倒くさそうで避けてましたが、全然そんなことなかったですよ。運送会社から来るメールに“お問い合わせ番号”と“認証番号”が書いてあるのでそれと、身分証明証、印鑑を持っていけばOK。
コンビニの端末に番号を入力して、引換証を出力し、カウンターに持っていくだけです。1度でもあの端末でチケットを買ったりしたことがあれば、余裕でできるはず』(40代男性/会社員)
ただし、コンビニ受け取りにはいくつかの注意点があります。
まずは受取先。どのコンビニでも受取先に指定できるわけではありません。系列によって、扱っている運送会社が違います 。
最寄りのコンビニが、使いたい運送会社に対応しているかどうかは事前に必ず確認しておきましょう。
また、個人間で荷物をやり取りする際は、コンビニ店舗に直接送ってはいけません。送り状にはあくまで、届け先となる相手の住所・名前を記入します。
荷物が運ばれているあいだに、受取人の方で受け取り場所をコンビニに変更するという流れになるので、注意しましょう。さらに、着払いやクール便などはNG。