スキンシップが最重要! 共働きでも子どもに寂しい思いをさせない接し方
新年度が近づいてきました。お子さんを保育園に入れ、この4月から復職するママも多いのではないでしょうか。
兼業ママにとって、無事に入園と復職を果たせるのはひと安心といったところ。でも一方で、ママが働きだすことによって、子どもに寂しい思いをさせるのでは……と胸がチクチクすることもあるでしょう。
共働き家庭のなかで、子どもに寂しい思いをさせないようにするには、ママの接し方が重要になってきます。今回は先輩ママたちが取っている対策や、接し方のコツなどを紹介しましょう。
●(1)乳児持ちママたちの接し方
0歳から2歳まで。保育園では「乳児さん」と呼ばれる子どものママたちから聞けた話です。
『0歳から保育園に入れています。一緒にいるときは、可能な限りスキンシップを取るように心がけています。抱っこを求めてきたら、家事の手を止めてでも、できるだけ応じるよう心がけています』(20代女性/1歳半女の子のママ)
スキンシップは母子の愛着形成にとても重要なこと。子どもたちは昼間ちょっぴり寂しかったとしても、夕方ママに抱っこしてもらえればグーンと元気が出てくるものです。
抱っこがどうしても無理なときは、手をつなぐ、背中をさすってあげる、オデコをくっつけるなど、体のどこか一部分を密着させる ようにしてもいいですね。
言葉を理解できるようになってきたお子さんには、こんな接し方も有効です。
『引き渡すとき必ず、「ママはお仕事に行くけれど、必ずお迎えに来るからね」と言ってます。毎日繰り返すことで、「ずっと離れているわけではない。
夕方になったらママに会える」ということが理解できるようになったようです』(30代女性/2歳男の子のママ)
毎日繰り返し伝える、という点がポイントです。私たち大人は「昨日言ったから、今日も分かっているはず」と思いがちですが、小さな子どもにそれは通用しません。
子どもの不安がなくなるまでは、説明し続けてあげましょう。
そして、約束した通りお迎えに行きましょう。約束が守られた、ママが来てくれたという事実の繰り返しが、子どもの心を強くしていきます。
●(2)幼児持ちママたちの接し方
3歳から小学校入学まで、「幼児クラス」のママたちはどうしているのでしょうか。『送り迎えのときは“2人の時間”として、娘の話に耳を傾けるようにしています。適当に聞き流しているとバレてしまい、しつこくスネるので余計やっかいです。