共存の道を探れ! ストレスなく“子ども嫌い”を克服する方法
似たような方は多いのではないでしょうか。とくに男性の場合、女性特有のかわいがり方ができないため子どもと交流できずにいる方をよく見かけます。
子どもは自分とは別次元の生物……と、諦めてはいませんか?
たしかに自分らしくないテンションで挑むことはストレスに繋がります。無理をすると、かえって子ども嫌いに拍車がかかることもありえるでしょう。
しかし親になってみて、別に子どもは「キャピキャピ」を求めているわけではない ことを知りました。
私が普段友人と話すときのトーンで話しかけても、子どもは十分に答えてくれます。
難しい言葉を使わない、というポイントさえ守っていれば、コミュニケーションは可能なのです。
子どもに合わせて、無理にテンションを上げる必要はありません。
●「相手に興味を持つと吉」は、大人・子ども問わずコミュニケーションの基本
「子ども向けアニメとか見ないし、何を話せばいいのやら……」とお悩みであれば、何が好きなのかを子どもに聞いてみてください。
聞いたことのないキーワードが登場したのなら、それも「何それ?」と聞けばいい のです。
興味を持って話を聞いてもらいたいという欲求は、大人も子どもも変わりません。むしろ欲望に歯止めがきかない分、子どもの方が激しく質問されたがっていることも多いでしょう。
「子どもとは、何を話すべきかわからない」とお考えなのであれば、そっくりそのまま子どもに聞いてみることをオススメします。
こちらから話題を提供するほどのサービス精神も必要ないのです。
●子どもに悩みを相談してみると、子ども目線で相談に乗ってくれる
子どもの話を聞くことに疲れたときは、少しこちらの話もしてみませんか。
相手は子どもだから……と侮るなかれ。
専門的なキーワードや具体的な単語を出さず、ざっくりと砕いた説明で「今、こんなことで悩んでいるんだよね〜」と話してみる と、案外深イイ助言を与えてくれることがよくあります。かわいい勘違いや、大人では思いつかないようなアイデア、目からウロコのアドバイスなどなど、柔軟で自由な頭を使った子どもならではな受け答えには、大人との会話では得られない収穫があるかもしれません。
また「悩みを相談してくれた」という行為を、子どもたちは大人に認められたと受け取るようで、お互い気持ちよく対話を楽しむことができるでしょう。