共存の道を探れ! ストレスなく“子ども嫌い”を克服する方法
●最終手段は、こちらが大人になること
どんなに工夫して歩み寄っても、結局は嫌な子どもっているものです。
過激にうるさい、いきすぎたワガママ、親の教育を疑うような振る舞いなどなど、今は子ども好きを公言する私ですが、時にはイラッとさせられることも起こります。
これはもう、仕方のないこと。そんな子どもを嫌ってしまうのは、子ども嫌いだからではありません。単に「その人」のことが嫌いなのではないでしょうか。
しかし、子ども相手にイライラした態度をとることや、露骨に不機嫌になる様子は、自分自身の評価を下げることにもつながりますね。
そんなときの最終手段は、ズバリこちらが大人になることです。
子どもがしたことです。
不快に感じてしまう気持ちもわかりますが、そこで不機嫌になってしまうと逆にこちらが痛手を食らうことにもなりかねません。
この我慢やストレスは、子ども嫌いではない人にも起こり得ます。嫌な人は嫌。でも、それを顔に出さないのが大人 です。
●まずは一人、仲良しの子どもを作ってみる
私の子ども嫌い時代を振り返ってみると、子どもと接する機会が少なすぎたことも問題なのではないかとも感じます。
嫌いだから、会わない。会わないから、分からない。分からないから、さらに嫌いになる……という負のスパイラルに陥っていたのかもしれません。
もしもそんなスパイラルに心当たりがあるのなら、可能であれば特定の子どもと仲良くなってみる ことをオススメします。友人の子どもでも、親戚の子どもでも構いません。
全ての子どもを「苦手な子ども」と一括りにするのではなく、ぜひ「その子」との交流を経験してみてください。
●文/木村華子(ママライター)