いつ産まれるの? 出産予定日をオーバーして苦しんだママの体験談6選
●予定日超過で神経過敏に……
それまでさまざまなことに神経を尖らせて注意を払ってきた妊娠期が終われば、すぐに休みなしの育児がスタートします。
体も環境も大きな変化を迎えるこの時期はピリピリして当たり前!何人も産んでいるママさんだって、毎回、多かれ少なかれ不安や恐怖心など抱いてしまうもの です。
そういうものだと割り切って、自分にマイナスになるものとうまく距離を置けるといいですよね。
『初産ということもあって妊娠中はかなり情緒不安定な状態でしたが、予定日が近くなるといよいよ赤ちゃんと対面できる期待に心も弾みワクワクしていました。しかし、予定日を1日、2日と過ぎていくうちに促進剤や帝王切開などの言葉が頭をよぎり、不安と恐怖が膨らむ一方。さらには周りの人たちからの「まだなの?」の言葉に押し潰され、再びドン底まで落ち込んでしまいました。
そんなメンタルで臨んだ出産だったので、分娩中も「もうやだ!」「あっち行って!」「早く切って!」などの暴言を吐きまくりで、周りに迷惑をかけたと猛省しています』(35歳/41週で出産)
『予定日を3日過ぎたころ、パシャッという今までにない感覚に「破水した!」と大慌てで病院へ。しかしそれは尿漏れだっため、その日は帰宅することになり、めちゃくちゃ恥ずかしかったです。
その2日後、今度こそ本当に破水した感覚があったので急いで病院へ行くと、また尿漏れ……。「もうこのまま入院します?」と聞かれ、再びめちゃくちゃ恥ずかしい思いをしました。結局その翌日に出産に至りました』(38歳/40週で出産)
●日に日に増す体への負担
特に妊娠後期から出産直前までの体の負担は本人にしかわからないツラさですが、臨月の妊婦さんのお腹を見たことがある方なら、いくらかでも想像できると思います。
とにかく重いんです、動けないんです、痛むんです!それでも健康であれば、動け、歩けと言われるんですよね。
このころは、赤ちゃんに会える楽しみもそうですが、身軽になれる楽しみを強く感じる妊婦さんも多い そうです。
『予定日を翌週に控え、「もうすぐわが子に会える」という期待と共に、妊娠後期から始まった股関節痛や恥骨の痛みからもやっと解放される喜びも感じていましたが、カウントダウンは空しく過ぎ、ついには予定日を超過してしまいました。そこからの体の負担が想像を超えるレベルで、起き上がること、着替えること、立っていること、歩くことすべてにおいて、痛みと重みで関節がギシギシいう感じでした。